僕の心の中のことを放出する、ポエム記事。
この記事は
「終の棲家が欲しいよ?」の言っていたパートナーに向けて、
「小さくて良いから、居場所をいつでも?どこでも作れる力が大切だと思うよ」
と、ぶっ飛んだ思想を突き付ける記事です。
反論は大いに受け入れます。
いきますね!
まず、終のすみかとはなんだろう。
終の棲家とはなんでしょうね。
文字通り受け取ると、死ぬまでの家。
僕は、
「ずっと、ここに居ても良いと感じる、居場所」
的なイメージです。
wikipediaを見てみましょう。
終の棲家、終の住処(ついのすみか)は、最期を迎える時まで生活する住まいのこと。
- 終の棲家 – 円地文子による1981年の小説。
- 終の棲家 (仙川環) – 仙川環による2007年の小説、およびそれを原作として2014年にNHK BSプレミアムで放送されたテレビドラマ。
- 終の棲家 – 水野宏による2011年の小説。
- 終の住処 – 磯崎憲一郎による2009年の小説。第141回芥川賞受賞作。
- 終の住処 – 久石譲の楽曲。テレビドラマ『坂の上の雲』で使用され、2010年に発売された『坂の上の雲 オリジナル・サウンドトラック 2』に収録されている。
- 終のすみか – 阪神・淡路大震災を題材にした1999年のNHKの単発ドラマ。
- 終のすみか (漫画) – 村生ミオによる漫画。
wikipedia 終の棲家より引用
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/01/オレ.jpg)
話を戻します。
まぁ、wikipediaの意味とは、そう遠くもない感じですね。
つまり、パートナーは
「最期を迎える時まで生活する住まいが欲しい」ということなんじゃないかなと。
そして、その気持ちの根本には、「ずっと留まっていられる安心感がある場所が欲しい」だと推測しました。
さらに、もっと掘り下げると
ずっと留まっていられる安心感がある場所が欲しい
=居場所が無くなると怖い
という気持ちが、根本的にあるのかもしれません。
気持ちは分かります。
以下、ずっと留まっていられる安心感はどうやれば手に入るのかということについてお話します。
僕は、小屋にこそヒントがあると思っているわけです。
なぜ、小屋なのか。
徐々に書いていきますが、説明するには、一般的な家と小屋の立ち位置を考えなきゃいけません。
あなたは、終の棲家をイメージした時に、持ち家が頭に浮かんだのではないでしょうか。
僕もそうです。
以下、イメージしてください。
「よし!終の住処を建てよう!」と思い立ったあなた。
一念発起して、人生の大きな決断をしました。
ポチっとな。
(30年ローン 一軒家ドーン)
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/06/家 イメージ.jpg)
やったぁぁぁあ!!!!
終の住処の完成だぁぁぁあ!!!
しかし、ローンを払い終えるまでは、完全に自分のものとは言えませんし、このまま維持しないといけません。
30年は頑張らなきゃ!・・・絶対にだ!
絶対、潰れないように守り切ろう
絶対に手放したくないッ!!
さもないと…
何が言いたいかと言うと、
終の住処を建てたいという欲求に従って行動しても、
絶対に守り切らなきゃという、新しい恐怖が出てくるんです。
終の棲家が欲しいという欲求の根本には
「ずっと留まっていられる安心感がある場所が欲しい」という気持ちだったのに
「新たな恐怖心」が生まれたことで、結局のところ、安心できないわけです。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/01/オレ.jpg)
じゃあ、安心感を得るためには、どうしたらいい?
最初に述べた
小さくて良いから、住処をいつでもどこでも作れる力を付けることが大切だと思います。
例えば、2つの車を例に出して説明しましょう。
- 軽自動車(100万円)・・・何台か買える車
- フェラーリ(2000万円)・・・何台も買えない車
例えば、2つの車で事故った時はこんなイメージ
軽自動車(100万円)で事故った
→ぐぬぬ…また次の車探すか…
フェラーリ(2000万円)で事故った
→らめぇぇぇぇぇぇ!!!この世の終わりだァァァァァア!!!
と、軽自動車(何台も買える車)で事故った時は、悲しいけど、次に行こうって思える。
でも、フェラーリ(何台も買えない車)で事故ってしまうと、果てしなく絶望するわけです。
家も一緒で、
100万円の家(何軒か買える)が爆発した
ぐぬぬ…また次の家探すか…
→悲しいけど、次に行こう
2000万円の家(何軒か買えない)が爆発した
らめぇぇぇぇぇぇ!!!この世の終わりだァァァァァア!!!
→果てしなく絶望する
つまり、
守り切らなきゃ…という恐怖心に襲われないためには
代わりの物を手に入れられるものを選べばいい!
ということです。
だから、安心感がある住処を手に入れたいのならば、
- 何軒も買える家を選ぶこと
- 何軒も建てられる力(≒お金)を手に入れること
を、目指すべきなんじゃないかと思うのです。
そして、僕だったら、
建ててもらうんじゃなく、いっそ自分たちで建てられる小屋が面白いでしょ!
小屋建てるスキルを身に付けて、いつでもどこでも建てられたら、無敵やんwww
と考えるわけです。
「小さくて良いから、居場所をいつでも?どこでも作れる力が大切だと思うよ」
まとめます
- 終の住処が欲しい
- でも、作れば消失の恐怖がやってくる
- 根本的なのは、無くなっても大丈夫と落ち着けるようになること
- そのためには
- 何軒も建てられそうな住処を選ぶこと
- 何軒も建てられる力を手に入れること
- だと思います。
- がんばりましょう
・・・です。
そして、終なんて言わず、
始まりの住処と言う名前はどうですか。
ハッピーでピースフルな感じがしますよ。
始まりのすみかにしましょう。
ご静聴ありがとうございました。
アイラモルトを煽っている現場から生まれたポエムは以上です。
僕なら中二的タイトルとして、「end of frontier-終焉の在処-」にする。