サラミ。
燻製で簡単に作れるおつまみ。
ドライソーセージ、カルパスをイメージされると思いますが、ほぼ一緒のものです。
材料は、ミンチ肉。
これを軽く練って、乾燥させ、燻製するだけで簡単に完成。
乾燥には、冷蔵庫だけで十分。最高のおつまみになります。
作った後、冷凍してチビチビ消費することもできるし、自家製おつまみを作ってみませんか?
サラミってこれやろ?
▼これはカルパス。サラミじゃない。カルパスは鶏肉も入ってる物を指すみたい。
というか、サラミって自分で作るもんなの!?と思うかもしれませんね。
僕も思ってました。
でも、自分で作るもんなんです。
防腐剤なしの無添加サラミを作ってみましょう。
めっちゃコスパ良く、簡単おつまみです。
ハイボールともビールとも相性良いし、
燻製の中でも超絶簡単だから、是非作りましょう。
ちなみに、僕が作った動機はこれです。
クッキングパパのやばいやつを真似したくて作りました。
作る材料とか用意するよ
材料
牛豚合い挽き肉 | 1kg |
塩 | 16.5g |
キュアリングソルト | 3.5g |
砂糖 | 5g |
ブラックペッパー | 15g |
▼ブラックペッパーは絶対、ホールをオススメ。既に細かくなっているものと香りが全然ちがいます。
もし、ブラックペッパーが好きなら、粗挽きにしてもっと多めに入れると良いかも。
噛んだ瞬間にガツンと
ぺッパー味が口の中に広がる
パンチのあるサラミになります。
お好みで他のスパイスを使ってみたり…もいいですね!
コメントを頂くまで、僕も間違えてました。
サラミの作成は、ボツリヌス中毒の危険性があります。殺菌のために、キュアリングソルトを使用してください。(キュアリングソルトの内容は後述しています。)
作るために必要な装備
- 燻製に使うスモーカー
- チップ
- ピート
- ミルミキサー(ブラックペッパーを砕くのに使う)
- ボールとか皿とか
実は、ミルミキサーの代わりに手動のミルでもできるんですが、用意することをオススメします。
というのも、手動ミルだと、15g挽こうと思ったら、めっちゃ大変だからですww
長時間回しまくる羽目になって、手がパンパンになります。
安いミルミキサーでもいいからあると幸せです。スイッチ押すと、一瞬で終わるからです
▼テスコムの安いやつ使ってます。ミキサーにもなるし、コーヒー豆にも対応。
ざっと、作り方紹介
じゃあ、作り方を紹介していきます。
要点だけいうと、こんな感じ。
- ハンバーグのようにこねて、全部混ぜる
- 成形して、熱燻製する
- 冷蔵庫で乾燥させる?
これだけ!?って思うくらい、
単純な作り方で完成です。
それでは、写真を踏まえて、いきますね!
作り始めから完成まで、写真11枚で紹介
▼塩などを計ります
▼塩・砂糖・ブラックペッパーを混ぜたものをミンチにふりかけます。
一度にかけると、味にムラが出来るため、
混ぜてはかけて、混ぜてはかけてを繰り返しましょう。
▼適度にこねます。
▼混ぜ過ぎずに、肉のつぶ感を残した方が、自家系サラミっぽいかも。
▼棒状に形を整えて、冷蔵庫で24時間乾燥です。
▼24時間経ちました。
うんk、いいえサラミです。
▼毎度の段ボール燻製後です。
ピート、サクラのチップで燻製。
70℃で1時間熱乾燥、チップを入れて70℃、1時間の熱燻製しました。
▼電熱器の温度はサーモスタットで自動制御すれば、めっちゃ楽。
▼冷蔵庫で1週間以上乾燥させます。
我慢できずに4日目で味見しました。
▼表面はドライ。結構カチカチです。
▼切った感じ、中が少し赤いか。気になるようなら、少し熱を加えましょう。
▼追いペッパー。
食べてみました
知ってたけど、うまい!!!
ブラックペッパーは粗挽きの状態で作りました。
おかげで、噛んだ瞬間にペッパーの香おりが口の中で暴れる感じに…。
お金をかけてないのに、市販のものでは味わえない、贅沢な晩酌ができました。
ちなみに、健康オタクのぼくは
クッキングパパのように塩ではなく、胡椒を乗せました。
適量が美味しいですね。
晩酌のアテに作りましたが、家族からも好評でした♪
今後は、カレー風味など、スパイスを替えて作りたいと思います。
キュアリングソルトについて
コメントにて、上記製法ではキュアリングソルトを使わないと危険とのご指摘をいただきました。
キュアリングソルトとは
- 殺菌できる塩
- 燻製などに使われる
- 亜硝酸ナトリウム等が含まれている
- 普通の塩と区別するため、ピンク色
亜硝酸ナトリウムがボツリヌス菌などから守ってくれるそうで、ウインナー・サラミ等の作成には、使うべき塩とのこと。
これを普通の塩と混ぜて使います。
僕はピンク色の塩さえ使っていればOKと思い込んでいて、ヒマラヤ岩塩を使っていたんですが、間違ってました。
混ぜる分量
2oz kosher salt, 2 tsp pink salt (this product),
引用元:https://www.amazon.com/Curing-Salt-Instacure-Prague-Powder/dp/B00BBIOJ1G
日本語翻訳すると、2オンスの自然塩、小さじ2のキュアリングソルト(本製品)を混ぜればいいと書いてます。
1オンス≒28グラム、小さじ1の塩≒5グラムで計算すると、28:5の割合でしょうか。
キュアリングソルトと自然塩の割合は、おおよそ、6:1で使用すれば、良さそうです。
自然塩とキュアリングソルトの割合は、おおよそ、6:1で使用すれば、良さそうです。
また、熱入れて、菌を殺すからOKでしょ?と思いがちですが、菌が死んでも、毒素が残るからアウトです。
専門的知識が無いため、「菌 毒素 違い」などでググってもらうとよく分かるかと思います。
キュアリングソルト、Amazonでも売ってます。
ということで、まとめ
- サラミ(カルパス)を作った
- 簡単な燻製で作れる
- うまい
保存も効くから、ちょっと暇だなーって時に作っておけば、
そこから当分、幸せな晩酌が出来るでしょう♪
ぜひ、どうぞ!
(2017年5月21日 追記)
サラダに入れるだけで、大好評でした。
▼めっちゃジューシー&スモーキー。
ベーコン以上のコクが出る。
単品食べよし、まぜても良し。
保存も効く、万能選手です。
>美味しんぼのやばいやつ
クッキングパパでは?
ホントですね!
間違ってました。ごめんなさい。
誤:おいしんぼ
正:クッキングパパ
ご指摘ありがとうございます。訂正しました。
この製法だとキュアリングソルトを使わないと危険だよ
コメント、ありがとうございます。
キュアリングソルトについて、知識不足&記載不足でした。
今までに5回ほど作成して、食べてましたが、調べたところ、リスクある行動をしていたようですね…。
材料の紹介を修正&キュアリングソルトについて、調べた内容を追記しております。
ご指摘ありがとうございました。
キュアリングソルトを入れるのはいいですが、塩の全量をキュアリングソルトに置き換えるのは危険です。
本来は塩に対して少しだけ加えるものなので。
例えばhttps://www.amazon.com/Curing-Salt-Instacure-Prague-Powder/dp/B00BBIOJ1G
を見てもらえればわかると思いますが、100ポンド≒45kgの肉に対して4オンス≒113g使うことと書いてあります。
つまり1kgの肉なら2~3g程度です。
いくらなんでも20gは入れ過ぎだと思います。
キュアリングソルトの6%が亜硝酸ナトリウムですから、20gには1.2g含まれることになります。
2gが致死量です。
まあ、1日に1kgのサラミを全部食べちゃうことはないでしょうけどね。
なるほど、そうだったのですね。
ご指摘ありがとうございます。
記載いただいた、米Amazonページを翻訳したところ、確かに混ぜて使用すると書いておりました。
知識不足でごめんなさい。
(引用)
2oz kosher salt, 2 tsp pink salt (this product),
2オンスの自然塩、小さじ2のキュアリングソルト(本製品)
1オンス≒28グラム、小さじ1の塩≒5グラムで計算すると、28:5の割合。
キュアリングソルトと自然塩の割合は、おおよそ、6:1で使用すれば、キュアリングソルトの分量も足りつつ、亜硝酸ナトリウム摂取の致死量においても、安全でしょうか。
また、上記内容を、本編の内容に追記&修正しております。
ご指摘ありがとうございました。
こんにちは。
お世話になります。
表のキュアリングソルトと普通の塩の分量が逆になっている気がしました。
ご指摘ありがとうございます。
確かに一部表記が逆になっておりました。
自分で計算もしていたのに、真逆でした…。
現在、訂正済です。ありがとうございます。
美味しそうです!東京の町中に住んでるので外で燻製は出来ませんが、煙の出ない燻製機を買ったらやってみます!
匿名さん、こんにちは!
町中だと、なかなか難しいかもしれませんねー!
ダンボールとスモークウッドを持って、キャンプ場などでやるのもオススメですよー!