コンパネ1枚から自作する木製燻製器 トータル1500円でコーナンのDIYスペース借りて作ってきました

コンパネ1枚から、木製の燻製器を自作しました。

 

結論から言うと、
めっちゃ良いです!!

 

既存の段ボール燻製より、空間が広くなったことで、美味しい燻製が作れるようになりました

 

実は、作成の段階で失敗しまくって、作らなかったら良かった…と思う瞬間もめっちゃありましたが、
出来上がったもの自体は大満足です。

コーナンのDIYスペースと工具を借りることで、1200円くらいで完成しました。
時間があるときにいかがでしょうか。

燻製を適度に作る人で、コゲたり、熱が通り過ぎる…って人にはオススメです。

作成の目的

当ブログでもオススメしていた、段ボール燻製。
毎週のように、安い肉を燻製にして、保存食・おつまみを作っていました。

100均でBBQ用の網を買うだけ!キャンプ場でもカンタンに出来る、段ボール燻製【自作スモーカー】

2017.04.03

かなり満足していたんですが、半年間、毎週のように使っていると、段ボール燻製の改善点が見えてきました。

 

段ボール燻製の改善したかった点

  • 容器が小さい
  • 小さいから一気に熱が伝わる
  • つまり、コゲたりする
  • 段ボール=紙だから弱い
  • 毎週使ってると、湿気を吸って、ヘニョヘニョになる
  • 新品交換もできるが、網のサイズに合う段ボール探しをすることになり、地味に大変
  • 開け閉めするたびに、ガムテープ(消耗品)が必要

 

ということで、
大きくて、ガッチリした燻製器が欲しくなりました。

とは言え、お金をたっぷりかけることは出来ません。自作してしまいましょう。

 

コンパネから自作

自作する…となると、木とか金属とかが候補にあがります。

金属の燻製器って、いかにもプロって感じがしますよね。
でも、僕に金属を加工させたら,得体のしれないもの出来上がる未来しか見えません。
ここは堅実に、木に決定。

 

「木製 燻製器 自作」で調べると、コンパネという1枚板より作るのが王道パターンみたい。
僕も先輩方に乗っかり、コンパネで作ることにしました。

そうと決まれば、コーナンへ直行。現地で設計図を描いて、作ることにしました。

 

結果的に、大失敗。

DIYをナメまくったツケを僕は払うことになります。

 

ウォシュレット交換の記事でも登場した、コーナンのDIYコーナー。

身分証明書があれば、誰でも無料で工具と場所が使えます!
平日に使っている人は僕1人でした!

コーナン DIYラボ

▼設計図を現地で描く(この通りに作ってもできません。なぜなら、木の厚みを無視しているからです。

コンパネから作る燻製器の設計図

▼設計図より、1mm単位で機械カットしてくれます。ちなみに、スマホのコーナンアプリを見せたら、10カットまで無料でした。?

コンパネを機械でカット

 

コーナンで作業すれば、何がすごいって、欲しいものがすぐに手に入る。
ネジ、クギ、開閉のための蝶番なども、欲しくなれば、その場で即決。すぐに買える。ガチで1分。プライムnowなんて目じゃない早さ。

▼後述するけど、蝶番なんて使わないんだけどね…。

ネジとくぎも購入

 

 

こうして作業をするんですが…失敗します。

失敗風景を晒しても、仕方が無いので、完成したところから報告します。

 

 

ちなみに、失敗した原因は以下を考えてなかったこと。

  1. 板の厚みの存在
  2. 実際の組み立て方法
  3. 組み立て手順

 

ご注意くださいませ

 

できた燻製器

紆余曲折あり、何とか完成させました。

完成した木製コンパネ燻製器

 

ざっくり説明すると、

コンパネを切った材料で箱を作った…です。

カラーボックス買った方が早いんじゃねぇか…

 

結果的に、使いやすいのが出来たので、説明します。

 

扉を開けた感じ。結構大きい。
上に載っているのは、サーモスタット。下に入っているのは、電熱器です。

燻製器を開けた様子

 

開閉は、おかもちの感じ。
手をかけているところは、持ち手の部分。上にスライドさせると、スルスルっと開きます

開閉扉

▼この木のバーツは、扉が前にバタンと倒れないようにしています。

開閉のシステム

 

材料を置く場所

燻製するための材料を置く方法は、焼き網にしました。

網はダイソーです。50×30cmの網をペンチで切ったり、曲げたりして、燻製器のサイズに合わせました。

ダイソーのBBQ用焼き網

▼木の板をガイドにして、両端を垂直に曲げました。

焼網を折り曲げる

▼ペンチでカットしました。軽い力で切断できます。

焼網をペンチで切断

▼網を設置した様子。
網は木の棒の上に引っかかってます。端切れの部分を貰ってきて、ネジでくっつけました。

網の設置方法

 

早速、ベーコンを作ってみた

燻製器の完成を予定していたので、ベーコンを下処理して待ち構えておりました。早速、燻製器の実力をチェック。

▼ピチットシートで脱水

ベーコンをピチットシートで脱水

▼網にセット。

網の上にベーコンを設置

 

このまま、2時間。65℃で燻製しました。

気温19度くらいで、1分1℃くらいの温度上昇。

 

 

 

できました。

燻製器で作ったベーコン

 

翌日、食べたんですが、フワフワでめっちゃ美味かったです

 

木製の燻製器の良かった点

木製の燻製器で、段ボール燻製より良くなった点はこんな感じ。

 

  • 温度上昇のスピードが遅い
  • 熱源が遠いから、肉に直接熱が通らない
  • つまり、温度ムラがない
  • 軟らかい燻製ができる

 

大満足です。
空間の広さが効いてますね。

結果、肉を熱源から離すことが出来て、美味い、柔らかいが実現できました。
熱源の影響を受けにくいということから、サーモスタットの温度管理もより正確になったはず。

燻製の自動化! サーモスタットを自作して、電熱器の温度管理をしたら、めっちゃ楽!使い方も解説します。

2017.10.18

 

まとめ

コンパネより燻製器を作成して、大満足した…というお話でした。

 

  • コンパネ1枚で作れる
  • 結構大きいサイズの燻製器ができた
  • 大きいことで、肉を熱源から離せる
  • うまい燻製が作れる
  • コントロールもしやすい
  • 大正解

 

ということで、大きい燻製器、めっちゃいいですよ!

週末に2000円片手に、コーナンに行けば、夕方から美味しい燻製が作れます!

段ボールよりも、より美味しく・イージーな燻製作りができるので、いかがでしょうか。

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