【初心者向け】ACアダプターの極性の調べ方 DC電源として別の機器に流用する方法

ACアダプターを流用する方法を解説する記事

直流12Vで機器を動かす際に、ACアダプターの流用方法、どうすればいいのかを紹介します。

  • DC12Vの別電源が欲しい
  • ACアダプターを流用して、別の機器に使いたい
  • 流用するときに何に気を付けたらいい?
  • ACアダプターのプラス・マイナスを調べたい
  • テスター(マルチメーター)の使い方は?

こんな感じのことを、さくっとまとめました。
特にマルチメーターを使って極性の判断方法は、写真多めにしているため、初心者のお役に立てるかもしれません。

それでは、気を付けてやっていきましょう。

危険
以下紹介する内容は危険(感電・火災の恐れあり)が伴います。
電気的知識がない方、内容を理解できない方は、真似しないことをオススメします。
電気工作をしたいけど知識がない…って方は第二種電気工事士試験などを受験されると、知識をつけることができますよ!

経緯:直流12Vが欲しい

今回の電子工作をするにあたって、水耕栽培の装置における電磁弁を動かしたいなぁと思ったのがきっかけです。

DC12Vで動く電磁弁を動作させるために、ACアダプターを流用する必要がありました。

 

極性をさくっと解説

直流ですから、極性があります。
2本の電線のうち片方がマイナス、もう片方がプラスを示します。

まず、アダプターの裏側の表示部分。赤の枠で囲った部分に極性の表示があります。

ACアダプターの表示部分

▼拡大するとこんな感じ。
プラグの極性について書かれていて、外側の金属部分がマイナス、中心の金属部分がプラスであるという表示です。

ACアダプターの表示部分 極性について解説

 

つまり、こういうことです。

ACアダプターのプラグ部分の極性解説 ACアダプターのプラグ部分の極性解説

流用する際には、プラグ部分を切断し,銅線をむき出しにして使用します。

でも、今回は解説のために、この状態でマルチメーターを使って極性を調べてみたいと思います。

 

テスターを使って判断する方法

それでは、アナログマルチメーターを使って、極性を判断していきます。

マルチメーターをもってない人はゲットしておきましょう!上記のマルチメーターは400円台でした…

 

▼まず、レンジ設定から。

  • DCの電圧を図るモード
  • ~30V

30Vを選ぶ理由は、アダプターの電圧よりも大きいから。
今回、測定対象の電圧が12Vということが分かっているので、12Vよりも大きいレンジ=30Vを選びました。

アナログマルチメーターのDCレンジ30Vを指定

▼マルチメーターのピン(黒と赤)をそれぞれプラグにあてていきます。
ここからは、針の位置に注目です。

アナログマルチメーターのピンをプラグにあてる
ここでACアダプターを電源に接続して下さいね

 

  • 外側の金属(マイナス)に黒のピン
  • 中心の金属(プラス)に赤のピン

を当てたところ、マルチメーターの針は、12Vを示しました。

12Vを指す場合

 

次はピンを逆にした場合を紹介します。

  • 外側の金属(マイナス)に赤のピン
  • 中心の金属(プラス)に黒のピン

を当てたところ、マルチメーターの針は、欄外を示しました。
これは、-12Vとなりますが、表示することができないので、0よりもマイナス方面に針がふれています。
ちなみに、デジタルマルチメータを使っていたとすれば、-12Vの表示が出るはず。

-12Vを指す場合

つまり、極性は、正の値で電圧が表示されるとき

黒のピンが当たっている部分がマイナス
赤のピンが当たっている部分がプラス

ということです。

12V(ACアダプターの指定電圧)を示している時に、黒がマイナス側。赤がプラス側

 

 

以上、マルチメーターを使った直流の極性判断方法でした。

マルチメーターを使った際の、マイナス・プラスの針の動き方が分かりましたか?

これ以降の作業では、プラグ部分を切り落とし、電線だけにします。
電線だけにすると、どちらがプラスなのか、マイナスなのかわからなくなるかもしれません。
でも、この原理で極性を判断することができます。

マルチメーターのピンを当てることで、どちらかの動きを示すため、この方法を覚えておけば大丈夫です。

では、実際に作業を行っていきます

 

ACアダプターの作業風景

それでは、他の機器に使用できるよう、作業を進めていきます。

  1. プラグを切断
  2. 被覆をストリップ
  3. 極性をチェック
  4. 絶縁(おまけ)

 

1.プラグを切断

中の電線を取り出すため、プラグを切断します。

▼ニッパーでプラグ部分を切断します。

ニッパーでプラグ部分の電線ごと切断

 

2.被覆をストリップ

切断した状態では、電線は被覆に覆われています。
ということで、電線を露出させるために被覆ストリップします。

▼ワイヤーストリッパーを使えば、かなりサクサク作業を進めることができます。

ワイヤーストリッパーで電線の被覆をストリップ

▼外側の被覆をストリップしました(短かったので、この後もう少し被覆を剥いてます)

外側の被覆をストリップ

▼中からは、白い被覆に覆われた電線・その周りを覆っている電線が出てきました。

結論から言えば、覆っている銀の電線がマイナスで、白い被覆に覆われた電線がプラスです。
今回のように、極性がすごくわかりやすいACアダプターもあれば、わかりにくいものもあります。

中から出てきた電線

▼白い被覆もストリップします。

白い被覆もストリップ

▼電線の露出完了です。

電線ストリップ完了

 

3.極性をチェック

今回は、極性が分かりやすいACアダプターだったんですが、マルチメーターを使って極性確認をしておきます。

▼外側の電線にマイナス(黒のピン)、白い被覆に覆われた電線にプラス(赤のピン)を当てると、12Vが表示されました。

アナログマルチメーターで極性確認

つまり、正の値が表示されている時、黒のピンがマイナス、赤のピンがプラスなので

  •  覆っている銀の電線がマイナス
  • 白い被覆に覆われた電線がプラス

ということでした。

 

4.絶縁作業(おまけ)

被覆がそもそも無かった電線が露出しすぎているため、ビニルテープで絶縁しました。

▼ビニルテープを用意しておけば、いろいろ使えます。

電線を絶縁処理

▼通常のビニルテープ(厚さ約0.2mm以上)を巻き重ねて、2層以上にすれば絶縁完了です。

ビニルテープで絶縁処理完了
おつかれさまでした!

 

まとめ

ACアダプター流用の際、極性を判断する方法でした

  • ACアダプターのプラス・マイナス判断の仕方を紹介
  • マルチメーターがあれば簡単
  • 正の値が出ている時、ピンの組み合わせを見よう
  • 黒がマイナス、赤がプラス

ということでした。

Amazonなどでは12VのACアダプターが200円程度で売っています。
流用すると気軽に電気工作することができますよ!

リレーキットも安く売られているため、自動化など効率的なことを進めていきましょう!

最後になりますが、知識無い方がやると感電・火災などが起きることにもなりかねません。
知識がある方のみ、作業を進めて頂けますようお願いします!

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