エアコンの室外機を素人が取り外した記事
- エアコン欲しい
- 電気代を浮かすため、新しいエアコンを購入することにした
- 取り外しが必要
- でも、業者に頼むと、取り外し代金が発生する
- 代金は3000円が最低料金で、実際に見てみないと分からないこのこと
- …自分でやります。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/01/オレ.jpg)
全くの素人がエアコンを取り外しできるのか…?という疑問に対し、参考になるよう記事を作成しました。
作業前に疑問に感じていた 過去の自分に対するQ&A 4つ
まず、作業前に僕が感じていた疑問を紹介。
質問1.めっちゃ大変じゃないの?
結構、楽でした!
大変だったところは、室内機を持ち上げるシーン。
これを試した後、業者に頼むか検討した方がいいです。
以下で、詳しく後述します。
質問2.どれくらいの時間かかった?
のんびり作業して3時間。
知識0の状態から始めたため、スマホで調べながら、作業しました。(参考にしたページは下に書いています)
質問3.特殊工具とか必要?
必要ないです。作業するために最低限いる工具一覧を紹介します。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/D-_ai_Air-conditioner-remove_工具一覧.jpg)
モンキーレンチは2本必要でした。
はさめる大きさ的に1本は200mm以上のサイズを用意しましょう。
質問4.ガスは?フロンガス入っているけど、大丈夫?
全く問題ないです。安心してください。
作業を進める過程で、室外機内にうまーく回収されます。大丈夫!
専用工具がないとダメとか、特殊な技術がいる・・・とか特にありませんでした。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/01/オレ.jpg)
実際の作業風景を紹介
作業風景を紹介します。
スマホで調べる、作業する、また調べる、作業する・・・の繰り返しで、取り外し完了までいけました。
参考にしたサイト
室内機の取り外しが最難関です。業者に頼むか迷っているようなら、これが出来るか確認してください!
確認1.室内機を持ち上げ、背面にアクセスする
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_145252.jpg)
確認2.背面にアクセスし、パイプを外せるようにする
後々作業を書きますが、この後パイプを取り外します。これが出来れば、自分で作業完了できるはず。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170408_143446.jpg)
これが力的にも、技術的にも厳しければ、業者に依頼する方が良いと思います。
無理やりやってしまうと、壁やパイプを破損させる危険があるらしい。
すると、結果的にお金がかかることがあるようなので…。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/01/オレ.jpg)
作業1.室外機のパネルを開ける
まずは室外機からの作業。
室外機の側面のパネルを外します。ネジ1本で止まっていました。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_145636.jpg)
▼プラスドライバーで外します。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_145734.jpg)
▼パネルが外れ、内部が見えるようになりました。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_145813.jpg)
作業2.バルブのナットを外す
以下、2つのナットを取り外します。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_150208.jpg)
▼持っていた150mmのモンキーレンチでは、口の大きさが小さすぎてボルトに合いませんでした。
200mm以上のモンキーレンチが必要。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_150208-1.jpg)
▼2つのボルトを緩めます。キレイな銅バルブが見えてきました。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_150258.jpg)
作業3.エアコンを強制運転
一旦、室内に戻り、エアコンを強制運転させます。強制運転の方法はメーカー各社で異なります。
僕の場合はシャープ製のエアコンでした。
「シャープ 強制運転 方法」でググったら、すぐに解決できました。
作業4.ポンプアップ(細いバルブしめる→強制運転で5分放置→太いバルブしめる)
強制運転させたまま、細いバルブを六角レンチ(4mm)でしめます。軽い力で大丈夫。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_151009.jpg)
この状態で、5分放置。
その後、太いバルブをしめます。
これら一連の作業はポンプアップと呼ばれる、ガスを室外機に封入する作業です。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_151455.jpg)
作業5.ナットを元通りにつける
作業2で取り外したナットを元通りに取り付けます。取れないように手で軽くしめればOK。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_151602.jpg)
作業6.強制運転を止め、電源コードを抜く
再び室内へ戻り、エアコンの運転を停止。電源コードを抜いておきましょう。アースも外しました。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_151759.jpg)
作業7.室外機のパイプを外す
先ほど戻したナットの右あたりにある、ナットを時計周りに回し、パイプを外します。
※モンキーレンチで作業できます。
緩んだ時に、シュッと音がして外れました。
太い方のナットも緩め、2本ともパイプが外れました。
作業6のポンプアップが失敗していて、ガスが室外機に回収しきれていません。
作業3からやりなおしましょう
作業8.VVFケーブルを取り除く
僕は再利用するかと思い、ペンチで1本ずつ抜きましたが、その必要はなかったです。
ケーブルの取り外し完了。1本ずつペンチで挟んで、ぐりぐり回転させるように引っ張れば、抜けます。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170405_160850.jpg)
後ほど、取り付ける際は新品を使うことが多いから、切断して取り外して大丈夫です。
後日、新たなエアコンを業者さんに取り付けてもらいましたが、新品を使ってました。
新品を購入しても、高いものではありませんからね。
作業9.室外機の撤去
これで室外機が外れる状態になっています。足元にネジ止めされている場合は、ドライバーで外しましょう。
動かせるようになれば、室外機の取り外し完了です。
作業10.室内機の取り外し
上記の確認1で行った作業です。
室内機の裏側を作業できるようにします。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170408_143446.jpg)
作業11.室内機から銅管を取り外す
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/04/IMG_20170408_144147.jpg)
パイプはテープ、断熱材などによって3重になっていました。
モンキーレンチを使って、パイプのナットを外し、銅管を取り外します。
2本ある銅管の両方を外します。
作業12.室内機からVVFケーブルを取り外す
VVFケーブルを取り外します。引き抜くのが難しければ、切断しても大丈夫。
理由は室外機の時と同様、取りつける際に新品を使うことが予想されるからです。
作業13.室内機から排水パイプを取り外す
引っ張ったら抜けます!もし、抜けない場合はパイプを切断しても大丈夫です。
取り付けの際は新品を使うでしょう。
作業14.室内機の撤去
室内機・室外機ともに、つながるものがなくなり、自由に動かせるようになりました。
取り外し、完成です。
まとめ
- エアコン(室内機&室外機)の取り外し完了
- ネットを参考にしながら、3時間で男1人でできた
- 難関は室内機を持ち上げる作業
- まず、取り外せるか試してみて、業者に頼むかどうか検討をオススメ
これで新型のエアコンを導入し、電気代が安くできるぞ!
夏場は28℃常時運転で超絶快適な部屋を作ろうと思います。
常に快適な部屋でだらだらする未来を望んでいるのでした!
以上です!