今回は実家のコンセントのお話。
ある日、携帯の充電器をコンセントから抜いたら、プラグの金属部分がめちゃめちゃ熱くなっていて、やけどしかけました…。
抜いたプラグの金属部分が熱を持っていたんですね…。
もし、コンセントの中で熱を持ってしまっていたら、最悪の場合火事となってしまうかもしれない…。
…怖い。
今回、246円で修理できたため、紹介します。
問題のコンセント。
![古いコンセント](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/古いコンセント.jpg)
ダブルコンセントの中央部分が割れています。
これが原因となって、熱を生じさせているかもしれません。
ただし、他の電化製品も普通に使えます。
だから、気付いたあとも騙し騙し使い続けてしまいました。
家が燃えることにならなくて良かったぜ・・・。
さて、正しく動いているか確認した後、新しいコンセントに取り換えることで、万全の状態に戻したいと思います。
いきましょう!
注)以下に紹介する作業は第二種電気工事士免状が必要な作業です。
免状を持たない方は絶対に行わないでください。最悪、感電、火災につながる恐れがあります。
目次
検電ドライバーで正しく動いているか確かめる
![コンセントと検電ドライバー](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントと検電ドライバー.jpg)
正しく使えているか、検電ドライバーで確かめます。
検電ドライバーの役割を簡単に説明すると、電気を帯びているか確かめることができます。
詳しい説明は省きますが…
コンセントを正面から見た場合、左側では反応せず、右側では反応した場合、正しく働いていると判断できます。
以下、こんな感じ。
![コンセントと検電ドライバー](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントと検電ドライバー2.jpg)
![コンセントと検電ドライバー](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントと検電ドライバー1.jpg)
右側に差し込んだとき、検電ドライバー内の赤いLEDが光っているのが分かりますか?
右側のみ電気を帯びていることが分かる。
つまり、電路的には正しく来ていると判断できます。
ただ、熱くなっているからね…交換するよ。
次に交換の準備を進めていきます。
ブレーカーを落として、電気が流れていないようにする
…スピードを上げていきましょう。
交換する前に、感電を防止するため、交換する場所に対応したブレーカーを落とします。
おりゃ。
ブレーカーを切った後には、もう一度、検電ドライバー。
きっちりと切れて、電気が流れていないか確かめるのです。
先ほど流れていた右側。 今は流れなくなりました!
準備完了!
カバーを外して、中身をお目見えさせる
マイナスドライバーを隙間に差し込んで、テコの原理でカバーを浮かせるようにして、外します!
ここでは、使うマイナスドライバーの大きさは5.5mm。
一般的にどの家庭にもあるサイズ。電気工事士試験で推奨されるサイズでもありますね。
差し込む隙間は、ここ。
![コンセントをドライバーで外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントをドライバーで外す-3.jpg)
ほっ!
![コンセントをドライバーで外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントをドライバーで外す-4.jpg)
うりゃ。
![コンセントをドライバーで外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントをドライバーで外す-5.jpg)
無事に取れました。
そんなに力を入れずに、とることができますよ!
ネジを4か所外す
外すネジは全部で4個。
…きたねぇなぁw
こっそり掃除しておけばよかったけど、新しいのに代わるからええやん…
![コンセントのネジ](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントをドライバーで外す-7.jpg)
ここではプラスドライバー1本を用います。
サイズはNo.2。
これまた、一般家庭にありそうな一般的なサイズ。電気工事士試験で使うサイズでもあります。
以下、紹介する写真の順番に取り外して行きましょう!
まずは、この2つのネジから。
![コンセントのネジを外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントをドライバーで外す-6.jpg)
![コンセントをドライバーで外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントをドライバーで外す-1.jpg)
ドライバーで回すとすぐに取れますよ。
![コンセントの固定ネジ](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントの固定ねじ-1.jpg)
分かるかな?
こんなに短いネジです。
プラスチックの枠が取れたあとは、金属の連用取付枠のネジを外します。
今度は長いネジ。上下に2つあります。
![コンセントをドライバーで外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/連用取付枠を外す-3.jpg)
これこれ。
![連用取付枠を外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/連用取付枠を外す-4.jpg)
先ほどよりも長いネジ。
下を外したら、上も外しましょう。
![コンセントの電線を外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントで電線を外す-2.jpg)
おりゃ。
電線を外します
裏側を向けると、黒線、白線がつながっていることが分かります。
![コンセントの電線を外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントで電線を外す-3.jpg)
蛇足ですが、一番最初に検電ドライバーで、光っていた部分は黒線が刺さっていた側です。
![コンセントの電線を外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントで電線を外す-4.jpg)
マイナスドライバーを外し穴に差し込んで、線を抜きます。
使用したドライバーは先ほど同様、5.5mmのもの。
![コンセントの電線を外す](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/コンセントで電線を外す-1.jpg)
おりゃー!
とったどー!
![古いコンセント](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/取り外したコンセント.jpg)
上下逆だ…許せ…
新調コンセントを取り付け
新しくつけるコンセントは、ワイド型を選びました!
Amazonで246円でした!安い!
![%e6%96%b0%e3%81%97%e3%81%84%e3%82%b3%e3%83%b3%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%83%88-2](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセント-2.jpg)
![新しいコンセント](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセント-1.jpg)
取り付け方は、取り外したことを逆再生すれば、いいだけ!
駆け足でいきますよ!
![新品のコンセントの裏側](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセントを取り付け-4.jpg)
カバーを外して
![新しいコンセントを取り付け](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセントを取り付け-5.jpg)
線を差します。
Wに白線は必ず確認しましょ!
![新しいコンセントを取り付け](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセントを取り付け-6.jpg)
ネジ止めっす!
![新しいコンセントを取り付け](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセントを取り付け-9.jpg)
ドライバーで回す!
取り外した時と一緒です!
![新しいコンセントのカバーを付ける](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセントを取り付け-1.jpg)
うりゃ
![新しいコンセント](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセント.jpg)
カバーを付けて完成ー!!
ブレーカーをONにして、最終確認を
先ほど切った、ブレーカーをONにします!
![ブレーカーをオンにする](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/ブレーカーを切る.jpg)
ON!
電路が正しいか、検電ドライバーで確認します。
![新しいコンセントを検電ドライバーでチェック](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセントを検電ドライバーでチェック-1.jpg)
左側。白線側。光らない,OK。
![新しいコンセントを検電ドライバーでチェック](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2016/10/新しいコンセントを検電ドライバーでチェック-2.jpg)
右側。黒線側。
ブレーカーを落とした時には光っていなかったけど、ONにした後は光ってる。電気が流れている。OK。
終了ー!!
いざ、電化製品をつないでも問題なく動作し、問題であった発熱もなくなりました!
熱くなったコンセントも、交換することで、熱くなくなるんですね!
これで安心して使い続けることが出来ます!
最後に、必要であったモノの紹介だけチラっとな。
検電ドライバーは、記事内で紹介したものと同じものです。
LEDが光るものでしたが、他には音が鳴るもタイプなどあります。
今回、写真で紹介出来たように、光るタイプが重宝しました!
ちなみに、電池が交換できるから長く使えていいなと思っています。
もし、電気に関するDIYを行うならあってもいいかも。バイクや車の電気をいじるときにもあれば便利ですよ。安いし!
では!
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