持っていたら、何かと便利なモンキーレンチ。
・・・モンキーレンチ?
そう、くるくるって回すと、先端が閉じたり開いたりして、調整できるやつです。
▼モンキーレンチ、これ。
ところで、Amazonでモンキーレンチを検索すると、
『モンキー 200mm』
とか書いてます。
一体200mmってどこのこと!?
とか疑問に思ったため、手元にあった4本のモンキーレンチ情報をまとめてみました。
今回はモンキーレンチの全長、アゴのサイズについての比較が主になっています。
目次
モンキーレンチとは
モンキーレンチ(monkey wrench)とは、ボルトをつかむ部分(あご)の幅をウォームギヤによって自由に変えられるレンチの一種。
引用元: wikipedia モンキーレンチ
200mmの表記は、どこのサイズを指している?
結論から言うと
200mmなどのサイズ表記は、全長でした。
▼測ってみたら、すぐにわかりました。
肝心なアゴのサイズは分からないのか…ということで、サイズ別にアゴの最大開き幅を調べてみました。
アゴの最大開き幅4種類まとめ
150mm
150mmのモンキーレンチはホーザン製。21.62mm開きました。
200mm
続いて、200mmのモンキーレンチはLIFEMANというブランド?ホームセンター等のプライベートブランドでしょうか。最大幅は27.06mm。
250mm
250mmのモンキーレンチはロブテックス製。?30.38mmでした。
300mm
最後、300mmは35.64mm。SANKOというメーカー?ブランドでした。
表にまとめると、こんな感じ。
?モンキーレンチのサイズ | アゴの最大開き幅 |
150mm | ?21.62mm |
200mm | ?27.06mm |
250mm | ?30.38mm |
300mm | ?35.64mm |
メーカーによっても、大きさは異なります。
開発者によって、薄いもの、短くてアゴがよく開くもの…など、様々な製品が売られていますし、これからも登場するはずです。
あくまで、手持ちの一例を示しております。
オススメのサイズはどれ?
1本だけ所有するなら、僕は250mmを選びます。
理由はこんな感じ
- アゴのサイズが万能
- 手頃な大きさ
アゴのサイズ
モンキーレンチを選ぶ一番の基準は何か考えてみました。
僕はアゴのサイズだと思います。
モンキーレンチは対象を挟んで回す工具のため、はさめるかはさめないかのサイズが一番重要かなと思います。
大は小を兼ねるという現象が起きていて、アゴの最大幅は決まっていますが、最小幅は決まっていません。
くるくると回すと、最小幅は調整できるから、どれだけ開けるかが重要というわけです。
そこで、日常DIYで安心できるアゴの最大幅を考えてみました。
最大幅…30mmくらい?
というのも、僕がここ数年で回したナットで最も大きいものが、30mmでした。
ビールサーバー用のレギュレーターのナットです。
▼ナットのサイズは29.95mmと表示されました。
なかなか、これを超えるのはないんじゃないかと思いますので、アゴが30mm以上開くものであれば、十分ではないでしょうか。
つまり、250mm以上のモンキーレンチです。
手頃な大きさ
いやいや、
だったら、250mmより300mmがいいやん。と思うかもしれません。
確かにそうです。
でも、300mmはでかいんです…。
▼300mmを手に持ってみました
重いし、長いし、取り回しがしんどいです。
大は小を兼ねますが、疲れます。
何事もほどほどが大切。理由はそれだけ。
▼こんな感じで、小さいけど、めっちゃ開くってモンキーレンチを選ぶのが一番かもしれません。まさに、いいとこどり。
蛇足 モンキーレンチの上位互換?
クニペックスのプライヤーレンチが上位互換と思ってます。
自転車世界一周など、工具をミニマムに厳選する環境などで、使っている先輩方がおられます。
僕もいつか使ってみたいと憧れていますが…価格がすごい…。
めっちゃ面白そうな工具なので、気になる方、調べてみてください。
まとめ
- 万能なモンキーレンチ
- 全長とアゴの大きさまとめた
- 1つ選ぶなら、250mm
- 日常生活では不足が少なく、取り回しもしやすい
- プライヤーレンチっていう上位互換もあるよ
以上、モンキーレンチの紹介でした。1本あれば、レンチをたくさん持たなくても良いので、一家に一台いいですよ。
ご清聴ありがとうございました。