友人から、燻製の相談を受けました。
- スモークサーモン作ったけど、美味しくなかった
- 市販のお刺身を切って、段ボール燻製した
- 苦くなった
- どうやったら、美味しいスモークサーモン作れる?
スモークサーモンいいねぇ。
確かに、初めて燻製を作ると言えば、スモークサーモンだよね!
(チーズとかが簡単だろうけど、僕も最初に作った燻製はスモークサーモンだった)
結論。
美味しくできなかった原因は水分です。
スモークサーモンが美味しくできなかった原因の詳細、解決方法を紹介します!
目次
マズい燻製の原因は水分?
そうです。
専門家でないから、絶対ではないけど、経験則のイメージで説明します。
スモークサーモンは水分が多く含まれている。
燻製中、水分が表面に出てきた(結露のイメージ)
スモークの煙は水に溶けやすい。ちなみに、煙が水に溶けると苦い?えぐい?みたいな味になる。
スモークサーモンの表面に水が出てきて、燻製にした結果、まずくなった。
水分が出てしまったものを燻製した時、煙と食材の味が分離した感じがします。
えぐい。
煙が食材に浸透してなくて、煙のエグ味だけ味わった後、ただのサーモンを食べる感じ。
水分が多く含まれている食材の燻製は、危険なんですよ!
これを知らずに、牡蠣の燻製だ、野菜の燻製だ…とか水分の多い食材を燻製にしてしまうと…
燻製マズっ!となる。
もし、他の人に披露する時であれば、
「燻製は美味しい!とか言ってたくせに、全然美味しくなかった…」とか言われかねん!
ということで、解決するためには、乾燥させる必要があります。
水分が多い食材は、燻製前に乾燥させよう!
燻製中に水分が出てこないようにすることが大切です!
乾燥方法1.(冬場)青い網に入れて、寒風当てる
乾燥御用達の青い網に入れる。
冬場、洗濯物の横にかけておくと、いい感じで乾燥が進みます。
温かい時期にやると、雑菌などが繁殖して食中毒の原因になりそうだから、やめた方がいいと思います。
乾燥方法2.冷蔵庫放置
すのこ状のものを敷いて、冷蔵庫に放置します。
結構いい感じに乾燥が進みます。
ただし、家族などと共用の場合、文句を言われること多し。
乾燥方法3.脱水シート
脱水シートで食材を包めば、普通に乾燥させるよりも、短時間で乾燥できます。
食材に塩を付けて、キッチンペーパーでくるむ。
2時間後、濡れたキッチンペーパーを交換。
これを1日繰り返す…
こんな作業でも、脱水シートなら、1回包むだけで終わる…くらいのライフハック製品。
繰り返し使うことも出来てます。
乾燥方法4. ピチット+冷蔵庫放置(複合技)
もう、ピチットシートで包んで、冷蔵庫に放置したら、最強。
パンチェッタ作るときにも、肉の塊に塩付けて、脱水シートに包み、冷蔵庫へ。
約5日経過後には、肉の表面がカリカリになってます。
薄くスライスしているサーモンなら、半日放置で、バッチリ燻製できると思う!
まとめ
- 燻製と言えばスモークサーモン
- 含まれる水分が多いから、乾燥させないと美味しい燻製は難しい
- 乾燥させた後、燻製しましょう
以下、理想的なスモークサーモンを作るシーン。
夜になる前、まだ明るい時間から燻製スタート!
友人とビールを開け、乾杯。他のおつまみを食べ&飲む。
30分くらいでスモークサーモンが完成。
ビールからウイスキーに切り替え、ウイスキー片手にスモークサーモン。
「やっぱ燻製はこれだね!」って笑いがとまらなくなる。
やろう!!!