コリドラスパンダの繁殖のコツを紹介します。
僕はコリドラスパンダを飼っていて、2年ほどで8匹から20匹以上に殖えました。
(2017年4月追記 現在、3年目を迎えましたが30匹ほどで維持しています)
かれこれ10年以上コリドラスを飼ってきて、自然繁殖するようになったのは、栄養満点のエサを与えるようにしたから。
結論から言うと、エサをコリドラスタブレットからブラインシュリンプに変えました。
- 繁殖しなくて困っている
- 繁殖はするんだけど、稚魚の生存率が良くない
- 背骨が曲がったり、奇形になってしまった
このように悩んでいるあなたの解決策の1つになれば、と思います。
コリドラスパンダにブラインシュリンプを与えてからの様子、与え方を含めて紹介します。
いきましょう!
目次
ブラインシュリンプとは・・・?
ミジンコのような微生物。プランクトンをイメージすればいいかも!
ブラインシュリンプとは
ブラインシュリンプ(brine shrimp)は、世界各地の塩水湖に生息する小型の甲殻類。条件によって乾燥に耐え、長期に渡って休眠する乾燥耐久卵を産む。これを28℃前後の塩水につけエアーレーションすると、約24時間で1mm足らずの稚魚が手軽に得られることから、稚魚の初期試料として重宝する。
(引用)?http://allabout.co.jp/gm/gc/45937/より
ブラインシュリンプは卵の状態で入手できる
ペットショップ、アクアリウムショップはもちろん、通販でも広く取り扱われており、卵の状態で売られていることがほとんど。
コリドラスに与える方法
卵から孵化させると、1mm弱のミジンコのような幼生が産まれます。
コリドラスが食べやすいよう、砂の中に、スポイトを差込んで幼生を放出。コリドラスがもふもふ食べることになります。
実際に与えている様子を動画にしました。
ブラインシュリンプのメリット2つ
大きく2つ紹介します。
- 栄養価が高い
- 嗜好性が高い
1.栄養価が高い
すでに述べたとおり、完全栄養食と言われるほどに栄養価が高いと言われています。
栄養豊富だから、産卵をする前の親、稚魚の餌として広く使われており、普段から与えることで丈夫に育つみたい。
実際、僕はほぼブラインシュリンプだけで、丸3年はコリドラスパンダを飼育しています。
ブラインシュリンプを毎日与えるようにしてから、水替えごとに卵を産んでいるようで、普通に飼育しているだけで、数が増え続けています。
2.嗜好性が高い
生きたエサに、野生の本能がうずくのでしょうか。半端なく、食いつきます。
そして、味も美味しいのか、ガツガツほおばって食べてくれます。
上の動画では、かなり表現されているため、見ていただければ嬉しいです。
買ってきたばかりの魚の水合わせの段階でも少量を与えています。
飼って数日で死んでしまうなんて悲しいことが、大きく減りました。
ブラインシュリンプのデメリット
対策もばっちり説明してます!
ちょっと高価
最も簡単に入手できるテトラのブラインシュリンプは、20gで定価900円くらい。
20gなら、約10匹に毎日与えて、1カ月で使い切るくらいだから、お試しにはいいかも!
Amazonではまとめ買い対象などで495円になっている時がありますね!
ただし、常食させようと思うと、一ヶ月毎に900円はお財布が痛い。
そこで、僕はAmazonではなく、ヤフオクで買っています。
ヤフオクなら、日によって値段の変動・商品の変動がありますが、100g 1640 円で見つかるときも!
テトラは20g=900円、100gに直すと4500円。
半額以下の価格で手に入ります♪
手間がかかる
毎日、孵化させる手間がかかります。
出来る限り、楽をする方法は以下の記事でどうぞ!
まとめ
- ブラインシュリンプはミジンコみたいな微生物
- 栄養満点で、嗜好性が高い、素晴らしいエサ
- 孵化させる手間はかかるが、魚はめちゃ喜ぶ
コリドラスパンダに与えると、自然と繁殖を促すことができるようになりました♪
コリドラスが繁殖しているのを見ると、良い状態で飼育できているんだと、すごくうれしくなりますよ!
特に、赤ちゃんが産まれているのを見ると、テンションが上がります!
殖やしたい人、どうぞ!
コリドラスパンダの自然繁殖について書いた記事が他にもあります!
水温・水質について紹介。