この記事は、自作の炭酸水メーカーの作り方・使い方・活用方法をまとめた記事です。
- 炭酸水を安く、自分で作りたい
- のどが痛いくらいの強炭酸を飲みたい
- 1リットル5円くらいの安価な炭酸水が欲しい
- 炭酸水の活用方法を知りたい
特に、
ウィルキンソンの炭酸水が大好きな人は、
これを活用したら,かなり幸せになれます
10000円あれば炭酸水が大量作れる機械が作れて、維持費がすごく安い。
何より、炭酸水以外も強炭酸にできます。
ジュース、お酒、ビール…など、お金を気にせず、どんな飲み物もシュワシュワに!
バーでしか飲めないような、強炭酸ハイボールとかもできます。
炭酸で人生の質を向上させましょう♪
目次
前置き 炭酸水を作るってどういうこと?
そもそも炭酸水を作るということについて少し前置き的な説明をします。
炭酸水は、水に炭酸(二酸化炭素)が溶けている水のこと。
この炭酸水を作る方法は、いくつかあります。色々な方法のメリット・デメリットをさくっと紹介します。
二酸化炭素を得る2つの方法
炭酸水=水+炭酸(二酸化炭素)
炭酸水は水と炭酸が必要です。
水は水道水だったり、ミネラルウォーターだったり簡単に手に入りますが、二酸化炭素は少し工夫しなければいけません。
二酸化炭素を手に入れる方法は大きく2つに分かれます。
- 化学反応で作る
- 炭酸ボンベを買う
1.化学反応で作る
知識が疎いから、サクッといきます。
クエン酸と重曹を混ぜたら、二酸化炭素が発生します。
重曹とクエン酸を水に溶かして、混ぜると、化学反応が起きて、シュワシュワとなります。
このシュワシュワの泡が二酸化炭素です。
ここで得られた二酸化炭素を炭酸水に使ってやろうというのが、化学反応で二酸化炭素を得る方法です。
ただし、この方法では塩分摂りすぎになる可能性も。
というのも、重曹(炭酸水素ナトリウム)とクエン酸が反応するとき,
クエン酸ナトリウム、水、二酸化炭素が発生します。
発生する二酸化炭素に問題はなく、強炭酸水も作れるそう。
ですが、合わせて作られる、クエン酸ナトリウムの存在が気になります。
塩分の取り過ぎ注意と言われる塩分は塩化ナトリウムのこと。
クエン酸ナトリウムもナトリウム。
だから、この方法で作った炭酸を毎日ゴクゴク飲んでたら、ナトリウムを摂りすぎ=塩を取り過ぎみたいなことになって、やばくなるんじゃ…ということにビビッてしまい、僕はこの方法では作ってません。
※医学的な専門知識はありません。誤り等ありましたら、ご指摘願います。対応を検討いたします。
知恵袋でも同様の質問があったため、念のため、リンク貼っておきます。
重曹とクエン酸で炭酸水を作り飲みたいと思っていますが、塩分に配慮する必要はありますか??
ナトリウムをたくさん摂取してはいけないひとは注意してください、とありました。ヤフー知恵袋 https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q12119468767
上の書き方だと、すごい危険な感じだけど、日本で売られている安い炭酸水はこの作り方だそうです。
※サンテグペリノみたいな天然炭酸水は別。
2.炭酸ボンベを買う
2つ目は、シンプルに買っちゃいます。
圧縮されてボンベに詰められた二酸化炭素は、誰でも手に入れることができます。
一番出回っているものは、居酒屋にあるビールサーバーの下についてるボンベでしょうか。
ミドリのボンベで、通称「ミドボン」
流通量も多く、専用ボトルで安全面等の実績もあるし、何より安い。
そのほか、市販のソーダ作成機用の小型ボンベなど、色々な形のボンベに入って二酸化炭素は購入することができます。
ここで手に入るのは純粋な二酸化炭素のみで、ナトリウムなどは入っていません。
これらを整理すると、
1と2のどちらを選ぶかは個人のお好みです。
僕個人としては、炭酸水をたっぷりと飲みたいので、1のナトリウム過剰摂取は怖い。
ということで、2番の「二酸化炭素は買う」方法で話を進めます。
味の違い
化学反応で作る方法、炭酸を溶かす方法では、味に違いがあるそうです。
一言でまとめると、炭酸ボンベから作った炭酸水は美味しい
ウィルキンソン以外の炭酸は化学反応から作られていて、ウィルキンソンは炭酸ボンベから作られています。
二酸化炭素を取り出す装置
炭酸水を作るには、二酸化炭素が詰まったボンベからガスを取り出し、水に溶かすだけ。
ただし、ボンベを開けたら、二酸化炭素が簡単に手に入る…とはいきません。
何しろ、めっちゃ高圧で二酸化炭素が詰まっていて、そのまま開放すると、破裂する危険性があるからです。
ということで、高圧の二酸化炭素を低圧の状態にして、安全に取り出す装置が必要。
世の中に出回っているボンベに合わせ、大きく2種類に分かれます。
- ミドボン以外
- ミドボン
1.ミドボン以外
市販されている装置(製品)の多くは、ミドボン以外の専用ボンベを使う機械です。有名なものでは、ソーダストリームとか。少し前に流行ったから、聞いたことがあるんじゃないでしょうか。
例えば、ソーダストリーム専用のボンベ・・・のように、製品専用のボンベがあり、専用の装置があります。
それらの特徴をまとめるとこんな感じ。
メリット 安全・簡単・カッコいい
デメリット 交換ボンベ(維持費)が高い
市販される製品のため、安全で簡単に使えて、スタイリッシュなデザインのことがほとんど。当たり前のことが当たり前にできます。ただ、交換ボンベが高い。使える二酸化炭素が高いといっても良いでしょう。消耗品が高価という特徴があります。
お金は気にしねぇぜ!!という、気持ちの良い方はこっちを選びましょう!
2.ミドボン
僕が選んだ方法です。
ビールサーバーに用いられる、業務用の二酸化炭素が入ったボンベ。
国内では最も出回っている二酸化炭素が入った容器のため、安く、簡単に手に入れることができます。
特徴をまとめるとこんな感じ。
メリット 強炭酸が作れる 維持費が安い
デメリット カッコ悪い 自作する場合、作るのが面倒
器具によるのかもしれませんが、お好みの強さの炭酸水が作れます。強炭酸も作りたい放題。消耗品である二酸化炭素もめちゃめちゃ安く、1リットル3円ほど。ミドリのボンベはカッコ悪いですが…カバーをかけるなりして見えないようにしてください…。
装置は買うか、作るかになります。どちらにしても、一度手に入れれば、ほぼノーメンテで、強炭酸水が飲み放題になります。
ここまでをまとめるとこんな感じ。
以下では、このミドボンを使った装置を自作する方法・使う方法を紹介しています。
ご清聴ありがとうございました。
ようやく前置き終了。
ここからは、自作キットを作る方法・使った活用方法・遊んでいる風景を紹介します。
1.炭酸水製造メーカーの材料を用意
ようやく本題です。
炭酸水を作るためには、炭酸水製造メーカーが必要。
購入しない場合は、自作あるのみ。通販で簡単にそろえることが出来ます。
組み立ての際、専門的な工具は必要ありませんが、一般的な工具は使います。持っているか確認しておいてください!
作る材料を改善し、より簡単・確実に作れるようになりました。昔に作った動画と、異なる部分がありますが、動画より記事の方が最新です。
◆太いチューブと細いチューブを接続するパーツ◆
過去 レデューサー
過去 異径ユニオンストレート
ちなみに、作るのめんどくさいけど、ほぼ同じものが安いのが良いって方には、ミドボン(維持費安い)で使えるキットがありました。
2.炭酸水製造メーカーを組み立てる
材料・工具が揃ったら、後は組み立てていきましょう。規格に沿った材料を組み立てるだけだから、専門的な知識や作業環境は必要ありません。リビングの机の上で作業できます。
組み立て方・使い方は動画もあるから、文章でピンと来なかったときは、そちらも参考にしてください。
動画も含めて、ご覧いただければ、分かりやすいはず!
作業時間は早い方で数時間、ゆっくりな方でも1日あれば完成すると思います。
3.炭酸水を作ってみる
炭酸水製造メーカーが完成したら、実際に使ってみましょう!
初めは強炭酸水が出来ないかもしれません(僕はコツがつかめなかったです)
文章だけで分からない場合、これも動画があるから見てみてください。
4.自由自在に炭酸で遊ぶ
水以外にジュース・お酒・ビールなど、色々なものに炭酸を入れてみましょう。
これでもか!というくらい炭酸を入れたり、味わいつくすだけです。
アサヒ スーパードライを強炭酸に
缶ビールに炭酸を注入して、強炭酸ビールを作りました。
キンキンに冷やして、喉が痛くなるくらいののど越しを味わいたくて作りました。飲むのにむせるくらいですが、最高です。
うまい。
ビアグラスを使う
炭酸水を味わうのは、薄いグラスが最適。なんでか分かりませんが、唇に当たる部分が薄ければ薄いほど、炭酸水は美味しくなります。そこそこ安くて、薄いグラスはビアグラスがいいんじゃないでしょうか。
バーで飲むハイボールは美味しいな…と思って、グラスを真似したら、マジで美味しくなりました。
エナジードリンクに炭酸を添加
モンスターエナジーに炭酸を添加しました。
元々のモンスターエナジーは甘すぎるなぁと思っていたんですが、炭酸を入れると、甘さを感じなくなりました。
炭酸が抜けたコーラが甘く感じる…の逆バージョンですね。
独特の「ぬるっと」した感覚は消えますが、めっちゃサッパリしてゴクゴク飲んでしまいます。危険です。
キュウリ炭酸水で、ライム入れたように本格派ハイボールを作った
売り物にならないような、キュウリを水に浸して、キュウリ水を作りました。
キュウリ水を炭酸水にして、ウイスキーを割れば、ライムを入れた本格派のハイボールになりました。
日本酒に炭酸を入れた
澪のようなスパークリング日本酒が作れるのか実験してみました。
日本酒好きな人にはオススメです。
体験者コーナー
体験者コーナーです。
当記事を読んで、実践してみた!という方がいたら、ここで紹介させて頂きます。ブログのURLや、Twitterの投稿なんかを教えてください。
この記事を読んでくれる人のセカンドオピニオン的な存在になるかなと思っています。
一番下のコメント欄もしくは、TwitterのDMより、ご連絡お待ちしています。
まとめ
以上、炭酸水を作る方法を解説しました。
- 炭酸水を作る方法は2種類
- 化学反応 or 炭酸ボンベ
- 塩分を気にしなくていいし、美味しいから、炭酸ボンベをオススメ
- ただし、装置が必要
- 部品を買って組み立てるか、装置を買ってしまおう
- 組み立てかた・使い方は別記事&動画で解説してます
- 好きなだけ楽しみましょう!
1人でも低コストで晩酌が楽しめるし、家族・友達と飲み会をしてもめっちゃ楽しくなる!
特に、お酒好きな方に評判。
バーでも飲めないような、強炭酸のハイボールやレモン酎ハイを作ってあげると、絶対に喜びます。
ということで、強炭酸ライフを楽しみましょう!
以上、ご清聴ありがとうございました!