コリドラスパンダを3年間、殖やしまくった僕が コリドラスの繁殖方法をまとめる。[準備/前兆/産卵/孵化/コツ]

繁殖は難しくない!

コリドラスの繁殖…挑戦したいけど、難しいだろうなぁ…と思ってませんか?

僕は思ってました。

でも、ポイントを押さえると、思ったより簡単に成功します。

僕でもできました。

 

初心者でも丁寧に飼育したら、きちんと繁殖させることができます。

コリドラスの赤ちゃんはすごくかわいいし、コリドラス好きなら是非とも挑戦してほしいと思います。
あなたもかわいいファミリーを作ってみませんか?

非常に長い記事です

気合を入れて読みきるか、必要部分だけを流し読みすることをオススメします

目次

繁殖が簡単なコリドラスって?

コリドラスは多くの種類がいます。それこそ、繁殖が簡単なものから、難しいものまで。

繁殖が簡単なのかどうか、簡単に判断するポイントを紹介します。

 

繁殖が簡単=「コリドラス~~ 繁殖」で検索でたくさんヒットする

気になるコリドラスの種類を検索して調べてみましょう。
繁殖例が多い種類は、繁殖がしやすく、初心者にも挑戦しやすいでしょう。

ちなみに、この記事の一番下にも、色々な方の繁殖例を載せさせて頂く予定です。

 

繁殖が簡単=ブリード個体が多い

ブリード個体とは、人間が繁殖させて、生まれてきた個体のこと。(BC)など表現されることもあります。

ブリード個体の逆は、ワイルド個体。野生から採取してきた個体です。
ブリード個体が多い種類は繁殖方法が確立できているという指標で、ここで述べる一般的な繁殖方法が通用する可能性が高いです。

 

繁殖が簡単=1匹1000円以下

安価=ブリード個体が多い=価格が下がる

ですから、価格を見るのも判断基準になります。
同種のコリドラスでも、ブリード個体=500円 ワイルド個体=3000円なんて例もありますよ…。

ワイルド個体は色が濃かったり、ヒレが長かったり、身体が大きい…などの特徴があります。

 

でも、好きなコリドラスを選ぶのが一番

コリドラスパンダ

上と矛盾するようですが…簡単だから繁殖する…だけでコリドラスを選んでしまうと、後悔するかもしれません。

というのも、繁殖に成功して、殖えた時に飼育することを考えないといけないからです。

コリドラスの寿命は10年を超える場合もありますから、長いお付き合いになることも。

好きではないけど、簡単そうだから…という理由で選んでしまうと、後悔してしまうかもしれませんよ!
「簡単」よりも、あなたが好きなコリドラスの繁殖を狙うことが一番ですよ。

 

一般的なコリドラスの繁殖方法まとめ

それでは、これから繁殖方法について紹介します。

この記事の最後に、コリドラスの種類別リンクを載せています、繁殖例をブログなどで紹介している方も募集しています。

 

1.健康な親を育てる

無理に繁殖だけを見るんじゃなくて、健康な親を育てあげると考えましょう。

健康なオスとメスが育っていると、自然にペアが生まれ、繁殖します。
コリドラスの繁殖で一番意識することは、健康な個体を育てることです。

 

オス・メスの判別

ペアが出来ないと繁殖はできません。まずは、オスとメスが揃っているか確認しましょう。

体の大きさ

メスが大きく、オスは小さい。

体のふくらみ

メスのほうがふっくら、オスはしゅっと。

 

とにかく、メスのほうが大きいんですが…

・・・難しい!

 

複数のコリドラス

▲以上、コリドラスパンダの写真ですが、動き回るコリドラスから、性別の判断は非常に難しいです。(僕だけ…?)

ということで、個人的には以下の判別法をオススメします。

 

 

追いかけっこで判断

追いかけっことは、オスとメスが繁殖の前にする行動のこと。

オス・メスを分けるだけなら、上記で判断するのが良いですが
繁殖を狙うなら、オスとメスに分けるのではなく、追いかけっこで見分けるのもアリです。

繁殖する気のある個体が追いかけっこをします。

メスが泳ぎ、オスが着いていく。大体5匹くらいで、そわそわと上に泳いだ り、下に泳いだり…。

未成熟・高齢のコリドラスは繁殖行動に参加しないし、追いかけっこにも興味を示さないようです。

追いかけっこをする=繁殖の可能性があると推測できるため、別水槽で繁殖を促すのであれば、追いかけっこをしているグループを丸ごと繁殖水槽へ移しましょう!

▼コリドラスパンダの追いかけっこ
追いかけられているのがメス、追いかけているのがオスです。

 

繁殖期の個体を選ぶ

若くて健康なオス・メスが繁殖期の個体に当てはまります。

若すぎると、繁殖行動に結びつきませんし、老齢でも同じです。

特に、コリドラスは10年以上生きる個体もいます。

問題なく飼育していて、オスとメスで分けているのになぁ…と思っても、繁殖期を過ぎている個体かもしれません。

繁殖期を迎えている個体を選ぶ際にも、追いかけっこがヒントになるでしょう。

 

健康な親の育て方

ぶっちゃけで言うと、

  • 半年以上飼育できている
  • ☆になる個体はほぼいない
  • 病気もほぼ出ていない

こんな状態であれば、水質や飼い方に問題はないです!後はエサさえ工夫して栄養を付けたら、ほぼ繁殖する…と言っても過言ではないと思います。

基本的には、栄養価が高い生のエサを与え続けます。

 

高栄養のエサ1.イトメ

イトミミズ。

栄養価が高く、大喜びでコリドラスが食べます。

近くのショップや通販でも手に入ります。

繁殖のきっかけとしても効果的だそうで、”イトメショック”と呼ばれる、イトメをあげると繁殖するという成果があり、先輩方の報告で多数確認されているようです。

デメリットとしては、水槽内に病気を持ち込むきっかけになることでしょうか。

 

高栄養のエサ2.赤虫

ユスリカの幼虫。

イトメに続いて、多くのコリドラスが大好きで、栄養価も高い。病気の媒介の可能性があるデメリットも同じです。

こちらは生餌で売られていることは少なく、冷凍ブロックで売っていることがほとんどですね!

 

高栄養のエサ3.ブラインシュリンプ

プランクトンの幼生です。卵が売られていて、自分で孵化させて、与えます。

魚の完全栄養食と呼ばれるほどに、栄養価が高く、当ブログでも毎日与えることで繁殖例も確認しています。
個人的には、手に入れやすさ、管理のしやすさを見ても一番オススメ。

赤ちゃんの生存率、奇形が出ない率も高まります。

コリドラスに与える場合は、以下が大切。

  • 塩抜きする
  • スポイトで砂に浅く埋める

水中に漂うと、コリドラスが食べられないから、底に埋めてあげましょう♪

コリドラスパンダが自然に殖える理由【 自然繁殖で8匹→20匹オーバー 】

2016.02.21

 

 

準備2.卵を産みたくなる環境を整える

健康な親コリドラスが育った後、環境を整えてあげると、自然に繁殖したくなるはず。
卵を産みやすい、育てやすい環境を目指します。

コリドラスパンダ

 

繁殖させるための水槽は必要?

コリドラス以外に他の魚を飼っているなら、用意した方が良いです。
何故なら、せっかく卵を生んだとしても食べられてしまう可能性が高いから。

産卵のきっかけとなる水質の変化(準備3に後述します)を引き起こしたリ、稚魚の観察が楽、生育させやすいメリットがあります。

 

別水槽を用意する場合

水槽の大きさは30cm水槽で十分。大き目のプラケースでも、いいくらいです。ただし、立ち上げをしっかりと行い。安定した状態をキープしてください。

そして、繁殖稚魚のエサなどで汚れることが多いため、濾過フィルターは水槽よりも1つ大きいサイズを選ぶのがよいでしょう。

(30cm水槽なら、45cm用など。)

フィルターの先端にはスポンジを付けて稚魚が吸い込まれないようにし、吐き出す水流が強ければ、弱めるのも忘れずに!

 

サテライトで対応する場合

サテライトとは、親水槽の中に設置する隔離槽のこと。

水槽の中にぶら下げるようにつけます。親水槽の水を使うから、今すぐにでも設置するだけでOKなところがメリットです。

選ぶ場合は、親を入れるからサイズは大き目がいいでしょう。

 

自然繁殖させる場合

コリドラスだけで飼っている場合は、自然繁殖も難しくはありません。卵、稚魚が食べられないように隠れ家を多く入れておきましょう。

 

繁殖に適した水

繁殖するための水は、親が快適に過ごせる環境と変わりません。

コリドラスに合った、キレイな水で飼うことが一番です。

水温

25℃が基本。特に夏場は温度が上がりやすいから、注意しましょう!慣れていれば水温に関係なく、繁殖しちゃいますが、一番良いとされるのは25℃です。

弱酸性(ph6.0-7.0)

弱酸性~中性で大丈夫。地域によりますが、日本の水道水は中性~弱アルカリ性のため、そのまま使えば大丈夫でしょう!後述しますが、少しphを下げたければ流木を入れるのも、いいと思います。

窒素化合物

アンモニア・亜硝酸・硝酸塩濃度はできるだけ低く抑えましょう。

とはいえ、測定して…まで神経質にならずとも、親が元気に育っているなら、問題ないでしょう。

半年以上、病気などがなく育っているのであれば、硝酸塩以外の濃度は低いはず。

硬度

軟水。日本の水道水は、基本的に軟水で、気にすることは少ないでしょう!

硬度は、水に微量含まれるカルシウム (Ca) 塩やマグネシウム (Mg) 塩(あるいは同じことだがCaイオンやMgイオン)の質量をある方法で表現したもの。

硬度が低い水を軟水、高い水を硬水という。

硬度(水)とは

 

ブラックウォーター

うっすら茶色、黄色が付いた水のこと。
コリドラスの原産地、南米は色がついた水が流れているため、自然に近い状態なのかもしれません。

ブラックウォーターの作り方は、水槽に流木・ピートモス等を入れるだけ、マジックリーフやヤシャブシの実を入れることでもできるそうです。

▼流木を入れている水槽の水を取り出し、水道水と比較しました。
水槽画像 水画像

一見、透明に見えていても水を取り出してみてみると、うっすら茶色、黄色がかっていることが分かるかも。

アク抜きしている流木でも、水槽内に入れているとじわぁぁぁぁっと、流木の成分が溶けだしてくるのでしょう!

 

どちらでもいいです。

繁殖専用水槽の場合は掃除のしやすさのメリットを生かし、砂を敷かない場合が多いです。敷かないレイアウト=ベアタンクと呼ばれます。

 

水流がある

コリドラスは流れがあるところを好む種類が多いです。
完全なる止水よりも、流れを作るほうが繁殖する率が高いと個人的に感じています。

専用水槽ではこの限りではありませんが、親が泳ぐ筋肉をつける意味でも、水流は有効ではないでしょうか。

適度に水流がある水槽では、栄養価の高いエサを多く与えても、太り過ぎるメタボコリドラスが生まれにくいと感じています。

濾過などでポンプを使用しているならば、こんなアイテムをつけるだけで、複雑な水流を作ることもできます。
底にウンコが溜まらなくなったことから、水がよどむところもなくなったんだろうなと思います。

【水流良いよ】hydolの回転式ディフレクターをコリドラスパンダ水槽に取り付けて3年が経ちました

2017.05.16

 

隠れ家が多い

ストレスを軽減するため、隠れ家の多さは必要です。

隠れ家となるのは、流木・水草など。有害な物質が出ないのであれば、なんでも構いません。

後に書きますが、アヌビアスナナ・ミクロソリウムは流木に活着する水草で卵をよく産む水草としても知られます。

ウイローモスを代表とするモス系も悪くはありません。

 

照明が強すぎない

個人的な見解ですが、明るいより暗い方がいいと考えています。

照明が強すぎる中ではストレスを感じてしまい、生活はおろか、繁殖にマイナスになると思います。

ある程度の照明を付けたい場合でも、隠れ家を多く設置したり、浮草で光を遮るなどして、全体がガンガン照らされる状態は避けましょう。

 

準備3.産卵を促す、産卵の兆候

準備2が出来ていれば、自然と産卵は行われるものですが、きっかけを作ってあげることで促してあげることができます。
効果的だと言われるきっかけを紹介します。

 

産卵を促す要素

現地では、大雨などが降ったり、環境が変化した時に繁殖が多数確認されるんだとか。

水質変化

水槽の水を半分くらい水替えすると、繁殖行動が始まることは多く聞かれます。当ブログでもコリドラスパンダで確認しています。

ただし、水温を急激に変化させる…などはコリドラスのストレスとなるため、変化のさせ過ぎには注意してください。

気圧変化

台風や大型の雨などの際に見られることもあるようです。

イトメショック

イトミミズを与えると、産卵することも多いのだとか。栄養補給につながるのでしょう。多くの先輩方の報告があります。

 

産卵の兆候

 

産卵の兆候1.メスのお腹がふっくら

メスのお腹に卵があるのか、ふっくらとしてきます。

 

産卵の兆候2.そわそわ、追いかけっこ

上へ、下へとそわそわ泳いで追いかけっこが始まります。

追われるのはメス、追いかけるのがオスです。

1匹のメスに対し、複数のオスが追いかけることが多く、この過程で強い遺伝子をメスは見るんだとか。

メスが気に入れば、ペアとなり、兆候3のTポジションに以降します。

追いかけっこの度合い?もあり、普段は水槽の前を通ると隠れてしまうんですが、隠れずに追いかけっこを続けているようなら、産卵が近いかも。翌日には卵が見つかることが多いように思います。

 

産卵の兆候3.Tポジション(受精)

追いかけっこの後、Tポジションと呼ばれる受精が行われます。

メスがオスの精子を口に含んでいるそう。

 

産卵の兆候4.産卵

ガラス面、水草の裏、ウイローモスに絡ませて…など、さまざまな場所で産卵が行われます。

 

準備4.卵を発見!

おめでとうございます。産卵までこぎ着けたら、まずは、繁殖の一歩をクリア!

親魚は産みっぱなしで、育児をすることはありません。僕たちで孵化を目指し、稚魚を育てることに専念していきましょう。

 

コリドラスの卵はこんなの

ガラス面や硬い水草に産卵することが多いと言われています。

当ブログでコリドラスパンダの産卵を何回か確認していますが、ガラス面であったり、ウイローモスであったり、色々な箇所に産卵するようです。

コリドラスパンダの卵

 

卵を食べられないようにする

卵を見つけて、最初にすることは、ほかの魚に食べられないようにすることです。折角産まれた卵も、ほかの魚から見れば絶好のエサ。

同種ではあまり食べないようですが、他の魚には食べられてしまうため、隠す、隔離するなどしましょう。

ミナミヌマエビなど、魚を食べないエビでも卵は食べてしまうから注意してくださいね

 

卵の取り出し方

初めは潰してしまったり、失敗するかも…。

取り出しやすい環境を作っておくことが大切です。

 

水草や取り出せる物に産んでいる場合

水草の葉っぱごとちぎったり、ポットで置いている場合は丸ごと取り出しましょう。

  • アヌビアスナナ
  • ミクロソリウム
  • ウイローモス

 

ガラス面に産んでいる場合

これは難しい…卵を生んだ時からどれくらい時間が経っているかで難しさが変わります。

というのも、時間が経つにつれて、卵は固くなり、粘着したところと固定される感じになるからです。

産卵直後は、柔らかく・ねばねばしている感じ。時間経過とともに、硬く・ねばねば感がなくります。

ガラス面からの取り出し方は、ウイローモスを使うのがオススメ。

指の先に巻き付け、そーっと絡めとるようにします。

ガラス面から、ウイローモスに粘着させるイメージ。

ちなみに、1日くらい経っていると、ほぼ引っ付きません。

そうなってしまうと、無理矢理はがすときに、卵を破ってしまいそうだから、放置しても良いと思います。

その場合、親魚に食べられないように卵を隠したり、隠れ家を作って、稚魚が大きくなるまでに隠れられる場所を増やすようにしましょう。エサが届くように、隠れ家周辺にエサを与えることもお忘れなく!

 

水カビを防ぐ

新しい水槽で濾過が立ち上がっていなかったり、水流が少ない場合は卵がカビてしまう可能性があります。

結構、みなさん水カビで苦労されています。

別水槽でやっている場合は、水道水(塩素抜きなし)と、親の水槽の水を半々で水替えをするのが簡単でオススメ。

塩素がカビの菌を殺菌することで、水カビを防ぎます。他にもメチレンブルーを入れたり、トウガラシを入れることでも効果があるようです。

トウガラシの農薬に注意?

知人の話。トウガラシを入れると、逆にカビる経験をしたそうで、原因はトウガラシの農薬で死んでしまったことだと推測しています。

また、自分で栽培した、農薬を使っていないトウガラシだとうまくいったそう。

原因が特定できているわけではありませんが、念のため農薬が使われていないと確認できるトウガラシを選ぶ方がいいでしょう。

 

孵化の日数

孵化する日数は水温に大きく影響を受けるようで、水温が高ければ早く、低ければ時間がかかります。

コリドラスパンダの場合、25℃では4日くらい、23℃くらいでは1週間程度かかりました。

多くのコリドラスは25℃で、3~5日で生まれるようです。

 

無精卵は生まれない

産卵したのはいいけど、時間が経っても産まれず、最後はカビてしまう場合があります。

その原因はもしかしたら、無精卵かもしれません。

無精卵は受精していない卵のこと。どんなに丁寧な環境で育てても孵化することはありません。

 

有精卵との見分け方

2、3日経てば見分けやすいです。

写真がありませんが、白くなるのが無精卵。

有精卵はオレンジ?茶色の色がついて、中に稚魚が育っていることが分かります。

 

無精卵を少なくするには

これさえやれば…という解決方法はありませんが、健康な親を育てることで、無精卵の確立が少なくなります。

個人的には、若い・健康体形が重要だと思っています。というのも、太り過ぎたメタボコリドラスからは、無精卵が多いように感じるからです。

  1. 栄養をしっかりと与える
  2. 細かい砂で育てる
  3. 水流がある環境で育てる

このような環境では、身体は大きくなるけど、太り過ぎるメタボさんのコリドラスが出ないように思います。

エサを取る際に掘ったり、水に逆らって泳ぐことで筋肉が鍛えられる…のかもしれません。

 

準備5.コリドラスの稚魚を育てあげる

コリドラスは生まれた時から、親に近い姿をしています。育つ環境もほぼ一緒。

エサを小まめに与え・水質が悪くならないように注意すれば、そこまで難しいものではありません!

また、ほかの魚にも食べられないように注意してくださいね。

 

エサ切れに注意!

エサがなくなり、栄養失調で育たないケースが多いです。注意しましょう!

 

稚魚のエサ

お腹についているオレンジ色のヨークサックがなくなると、エサを食べ始めます。エサが少なければ餓死してしまいますから、水が汚れない限りたっぷりと与えましょう。(エサの与え過ぎは水の汚染につながります、後述の水替え方法を合わせて参考にしてください)

口の大きさに合わせて、初期試料を選びます。

 

ブラインシュリンプ

栄養バランスに優れている、プランクトンの幼生。
卵が売られているので、欲しいときに孵化させて与えます。

また、ブラインシュリンプのサイズは大きいため。小さい稚魚の口に入らず、食べられない場合があります。
その場合は以下のインフゾリア等を与えましょう。
(食べられないかどうか…は見てもわかりにくいから、コリドラスの種類 繁殖記事を検索し、ほかのサイトを参考にさせてもらうのがより確実)

また、ブラインシュリンプは孵化した後、時間が経つにつれてサイズが大きくなり、栄養価が低下します。
1日1回ほど、小まめに孵化させて、生まれたてのものを与えるようにしましょう。

 

インフゾリア

目に見えないくらいの微生物の総称。ブラインシュリンプよりも小さく、ブラインシュリンプが食べられないような、小さい稚魚を育成する際に使われます。

インフゾリアを与え、ブラインシュリンプが食べられるようになったら、ブラインシュリンプへ切り替えるのが一般的。

  1. 親コリドラスを飼っている、水槽の水
  2. 完全無農薬の野菜(家庭菜園)
  3. ヨーグルトや粉ミルク等の乳製品 耳かき1杯

ペットボトルなどの容器に上記1~3を溶かし、半日に1回くらいかき混ぜます。
もやもや~っとしたものが出来てくれば、インフゾリアです。

汚れなのか、カビなのか、一体何?となると思いますから、深めの容器へ移し、沈殿物を沈めた後にスポイトで吸うのがオススメ。
光にも集まってくるから、暗い場所で安置し、ライトを当てて、集まった微生物を吸うのがいいでしょう。

1の水によってはインフゾリアが発生しない(水に含まれていない)こともあるみたいで、沸かない場合は、市販のインフゾリアの素を使えばより確実です。

 

PSB細菌

インフゾリアと同じ、微生物。

同様の使い方が出来ます。
一時的な水質浄化効果も期待できるため、ブラインシュリンプと一緒に与えておく…なんてこともできます。

 

微生物とバクテリアの違いって?
微生物…肉眼で見えない生物のこと(虫メガネや顕微鏡などを使うと見える)

バクテリア…細菌の英語(bacteria)もちろん、目に見えない生物。

エサの頻度

コリドラスはただでさえエサを食べる魚だけど、稚魚は特に食べます。

でも、身体が小さく、一気にたくさん食べることができません…。

つまり、小まめなエサをあげることが一番いいんです。

…だけど働いていると、多くても朝晩のエサしかできませんよね…。

朝に2回、夜に2回あげるられるようにしましょう。

 

エサの与え方

スポイトで底にすぅーっと、優しく届けてあげましょう。

すぐに食べ始めるはず。

また、舞い上がったエサは食べることができません。与える時にフィルターを止めて、できる限り水流が起きないようにしましょう。

 

換水

ブラインシュリンプなどをたくさん与えると、食べきれないエサが腐敗し、水が汚れてしまいます。

水質を良くするのに、最も効率的なのは換水。

そこで、エサを食べ終わったころにエアチューブを使って、ゆっくりと半分ほど親水槽の水に換水します。

エアチューブでの換水方法はこちらで紹介しているため、ご参考にどうぞ!

水槽の水換え方法。水質悪化・病気を防ぎつつ、魚にストレスをかけない水替えをしよう!

2017.05.15

 

レッドラムズホーン

水質悪化対策にレッドラムズホーンがオススメです。

卵・稚魚を食べたりすることなく、余ったエサだけを処理してくれます。

水が汚れにくくなりますが、換水に比べると効果は微々たるものですから、期待しすぎるのは注意です!

 

いつから親と一緒に飼える?

親の口に入らなくなったら、一緒に飼えます。2~3週間くらいでしょうか。

ただし、小さい体はエサの争奪戦にはまだまだ弱いです。稚魚にもエサが行きわたるよう、隠れ家周辺にエサを与える回数を増やすなど、エサ切れに注意してあげてくださいね。

間もなく大きく育っていく姿が見られるでしょう。

おめでとうございました。

 

コリドラス種類別 繁殖例

以上でコリドラスの一般的な繁殖方法は終わりです。

とは言っても、人によって飼育方法はさまざま。上記の通りにやっていなくても成功している例や、もっと工夫されている方もたくさんいます。

そこで、実際に、コリドラスの種類別繁殖例を紹介します。

あなたの気になるコリドラスを繁殖した事例を見に行きましょう♪

また、掲載相談なども募集中!
ブログ等で繁殖例を紹介している方、リンクを貼らせて欲しいです。

掲載希望の方、コメント欄かTwitterより、ご連絡お願いします。

 

コリドラスパンダ

当ブログ。自家繁殖で常に30匹ほどに自然繁殖中。
素人ながらの画像・動画も提供可能です。

コリドラスパンダが自然に殖える理由【 自然繁殖で8匹→20匹オーバー 】

2016.02.21

 

白コリ(コリドラス アエネウスのアルビノ)

募集中

赤コリ(コリドラス アエネウス)

募集中

青コリ(コリドラス パレアタス)

募集中

コリドラスジュリー

募集中

コリドラスステルバイ

募集中

 

上記以外のコリドラスも募集しています。

一番下のコメント欄もしくは、TwitterのDMより、ご連絡お待ちしています。

 

繁殖の責任

偉そうに言ってしまいますが、繁殖の責任を考えておきましょう。

殖やすぞ!!と行動に移す前に…殖えた後を考えるべきです。

殖やした後どうするのか、飼うのか、飼えないのか。そして、飼える方に挑戦していただきたいです。

また、飼えないけど、どうしても繁殖に挑戦してみたいんだという気持ちも、分からないことはありません。
その場合は、アクアショップに確認をとってみましょう。

「繁殖に挑戦しているんですけど、殖えた場合引き取ってもらえますか?」と、アクア専門でやっている個人系ショップ等で尋ねてみると、OKしてくれるところもあります。

繁殖が上手くいってからでは、遅いです。殖えすぎて、飼えなくなった…どうしようとなる前に、対策しておきましょう。

 

最後にまとめ

赤ちゃんのコリドラスは可愛く、見ているだけで癒されます。

そして、だんだんと大きくなり、親の群れになじんでいく姿を見ると、すごく達成感が得られます。親になった気分…。

あなたも是非とも、挑戦してみませんか?

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