小屋暮らしとは違うけど、ガレージ暮らしを体験した記事。
2016年12月。
友人が借りているガレージ(電気代込、月額5000円)で土日を過ごしました。
結論から言えば、
工夫はいるけど、小屋暮らしに使えるかもしれない。
と、考えられる部分がありました。
ガレージに滞在するメリット・デメリットを含めて、紹介したいと思います。
経緯
友人が借りているガレージは豪雪地帯にあります。
そして、今は12月。
すごく寒いです。
ですが、1晩くらいならなんとかなるかなぁ…と思い、行ってきました。
▼冬場の寒い日はこれくらいの雪が積もるそうです。
どんな物置だったか
さて、現地に到着。
ガレージの感想は、THE 納屋。
写真を撮るのを忘れてしまいましたので、言葉で説明します。
基礎こそありますが、完全なる木造。そして、壁は土壁。
建てられて50年以上でしょうか。田舎の古い農家さんが住む家の隣にある感じ。
100人乗っても大丈夫、などという、イナバの物置やプレハブ小屋とは全然違って、昭和初期感バリバリです。
寸法は横7m、縦5m、高さ4mくらい。
柱は木で、壁は土壁、床はコンクリート。
ドアの建てつけが悪く、完全に閉まらないし、土壁に穴がいくつもあります。
物置で過ごした感想は?
物置で1晩過ごした感想は、
結構きつい。でした。
詳細を説明すると、
ガレージに友人が集まり、男4人で夜を明かしました。
PCも持って行っていたので、アニメを見たり、お酒飲んだり、鍋したりして、かなり楽しい時間です。
だけど、寒い。
冬場、外気温が0~-3℃くらい。
土壁に穴が空いていて、隙間風が入ってきます。
カセットコンロを持ち込んで、火をおこし、鍋をしているんですが、全然部屋の温度が温まりません。
火を落とすと、どんどん温度が下がります。
つまり、気密性がないとめっちゃ寒いということが分かりました。
小屋暮らしをする際にも、気密性は必須だと思います。
また、友人の1人がネズミに遭遇しました。
繁華街でたまに見かけるような、大きいドブネズミではなく、親指サイズの小さいネズミだそう。
土壁の穴を覗いていると、出てきて目があったようで…
これも気密性につながるのかもしれませんが、穴があれば、ネズミがやってきます。
ということで、ガレージで快適に過ごすには、まず気密性を高めることが大切かと思います。
ガレージの気密性対策
ガレージの気密性を高める対策を考えてみました。
穴をふさぐ…?とかも考えたんですが、あらゆるところに小さな穴があります。
ということで、穴をふさぐのは辞めます。
ガレージの中にビニールハウスを建てます。
これならば、気密性を簡単に高められ、安く建てられるからです。
ビニールハウスは真四角に作ります。
ビニール張るためのフレームを木で作ります。安いからです。
木の枠で直方体を作り、骨組みにする。
ビニールは農業用ビニールを使います。安いからです。
そして、内部にフローリングを敷けば、基本構造は完成。
そのうえで、中に快適アイテムを投入すると、アパート暮らし並みに快適になるのではないでしょうか。
- エアコン
- 加湿&除湿タイプ空気清浄器
- こたつ
- ダメになるクッション
4つの神器をそろえ、超快適なガレージ生活も夢じゃない・・・?
なんてことを考えております。
現在、作成中。いずれ結果を報告したいと思います。
中のビニールハウスの骨組みを、工事現場の足場を組む短管パイプで作ればいいんじゃない?かなり強度上げられそう!
鉄フレームの箱を作れば屋根が崩れたりしても安心かもしれないね
登記的にはどうなんだろう?
ガレージの中に、小屋を建てる理由は、登記的な問題が解消できないかなぁと思ったのもあります。
例えば、すでに登記されている物件内に生活空間を作ってしまえば、面倒な手続きがいらないんじゃないの?と思っています。
詳しい方、いれば教えて頂ければ幸いです。
まとめ
以上、ガレージの中で過ごした体験&小屋暮らしにも使えるんじゃないかと考察した記事でした。
- ガレージ(物置・納屋)は気密性が低かった
- とにかく寒い
- 隙間風があり、ネズミが出る
- 対策として、中にビニールハウスを作ることを考えた
- お試し中
- 登記的な問題も解消できればうれしいんだけど…
住居として考えることは別にして、このような秘密基地があれば、すごく楽しいと思いました。
以上、小屋暮らしを憧れる僕は、最近ガレージに注目しているのでした!
「農業用の納屋」という言葉がピッタリ