水道ひねるだけ!水&液肥を同時投入!タカギの液肥希釈キットが水耕栽培を効率的にしてくれたぞ!

水耕栽培の水と液肥をかんたんに混ぜる方法を紹介する記事。

水耕栽培は水と肥料を混ぜて植物を育てます。
でも、水と液肥を混ぜたりするのは、案外手間がかかる…。

ということで、簡易化する方法を考えました。

  • 液肥を混ぜるのは案外、手間だ
  • 水を入れるときに、液肥も一緒に入ってくれたらなぁ
  • …っ!!園芸用品にハイポネックスを自動で散水できる製品がある
  • 水耕栽培に流用してみよう

結論から言うと、

タカギのかんたん液肥希釈キットを使えば、
水道をひねるだけで液肥も自動で混ぜてくれることが分かりました。

 

蛇口をひねるだけで、液肥も混ぜてくれるので、とても楽。
植木に水やりをする感覚で水・液肥の投入が終わってしまいます。

かんたん液肥希釈キットの組み立て方、水耕栽培向けの使い方を紹介します。

液肥混入器って何?

農業で使われることの多い、
水に肥料を、適量混ぜてくれる装置のこと。

農家さんは使っているところが多いんですが、1台、10万円以上との超高級品。
そんなすごくなくていいから、家庭菜園でも使えるものがあればなぁ…と思っておりました。

そんな折に見つけた、かんたん液肥希釈キット。

家庭菜園が好きな人なら誰しも見たことがありそうな、タカギ製品。
そもそもは、水耕栽培用ではなく、庭の散水用。

植木に水を与えるとき、ハイポネックスの肥料を薄く混ぜてくれる…という製品です。

でも、水耕栽培にも流用できそうな感じがする…。
…実験しよう。

・・・と、いうのが経緯。
実際に使ってみると、大成功だったから、以下報告します。

 

水耕栽培の肥料使えるの?

かんたん液肥希釈キットは、ハイポネックスと共同開発の製品。
そもそものコンセプトは他の肥料を使うことではありません。

でも、取り換えてみると、あら便利。
大塚ハウス
ハイポニカ
カネヤマ配合
全部、使える。

水耕栽培とのシナジー最高。

大塚ハウスの液肥濃縮液

ということで、バリバリ使っている様子や、希釈キットの組み立て方を紹介したいと思います。

蛇口をひねるだけで、EC1.3の水を投入…とかもできるようになります。

組んでみた

大塚ハウス等、2種類の液肥を使う場合の取り付け方を紹介します。

0.材料

1.短いホース2本と3つ又ジョイントをつなぐ

まず、短いホースを2本、用意します。

▼ホースの長さは約10cm。これより長くとも短くともかまいません。
同じ長さのホースを2本用意してください。

ホースの長さは10cmくらい

次に、ホース2本にワンタッチでホースを外せるジョイントを取り付けます。

ホースの先にジョイントを取り付けます

▼取り付け完了!

ホースの先にジョイントを取り付け完了

▼同じものを2つ作りました。ホースにジョイントを取り付けただけ。また、ジョイントの色が違いますが、性能は全く同じです。

2本のホースに取付完了

コック付き3つ又ジョイントに先ほどのホースを取り付けます。
取り付ける箇所は、コックが付いている側にしましょう。

3つ又コック付きジョイントを緩める

▼先ほどのホースを取り付けていきます。

3つ又コック付きジョイントにホースを取り付けます

▼2本のホースが取り付けられました。

3つ又コック付きジョイントに2本のホースを取り付け完了

 

2.液肥希釈キットの準備

次にかんたん液肥希釈キットを開封していきます。
基本的には、取り扱い説明書通りに組み立てればOK。

液肥希釈キット

▼中身はこんな感じ。

液肥希釈キットの中身

▼今回、次の物だけを使います。ただし、左下のチューブだけは別の長いものを用意しました。(後述)

液肥希釈キットのうち、今回使用したもの

▼ホースを取り付ける部品を取り付けます。

ジョイントを取り付けるパーツを取り付けます

▼液肥を吸い込むチューブはここに取り付けます。

液肥を吸い込むチューブの取り付け位置

だけど、今回はちょっと待って。
色々な容器を使えるように長いチューブを使おうと思います。

使った例は、後述するから見てくださいませ。

▼チューブのサイズは外径6mm、内径4mm。

チューブは外径6mm

この6mmのチューブは一般的に使われることが多いサイズ。
ということで、同じサイズのチューブはAmazonなどで簡単に、手に入れることができます。

▼ということで、左が別に用意したチューブ。約60cm。右が付属している本来のチューブ。

別の6mmチューブが使えます

▼チューブの先には、ゴミの吸込み防止フィルターを取り付けます。

ゴミの吸込み防止フィルター

▼長いチューブを取り付け

長いチューブを装着完了

▼組み立て完了!

液肥希釈キットの組み立て完了

▼2個とも同じ方法で組み立てます。

液肥希釈キット2台の組み立て完了

3.希釈キットと3つ又ジョイントを接続

1で組み立てた、3つ又ジョイント。ここにかんたん液肥希釈キットを2つ取り付けます。

液肥希釈キットと3つ又ジョイントを取り付け

▼ジョイントの形状を見たら、お察しの通りかもしれませんね。そうです、差し込むだけです。

ジョイントを差し込めばOK

▼2台ともパパっと取り付けることができました。軽い力でパチッと水漏れすることなく、取りつきます。

液肥希釈キットと3つ又ジョイントを取り付けた様子

▼続いて、出口側のホースを取り付けます。
同じ長さの短めのホースを2本ご用意ください。

また、1m以内推奨です。(このホースの長さで、希釈する液肥濃度が変わるため

2本の同じ長さのホースラディッシュ

▼ホースを希釈キットに取り付けます。

かんたん液肥希釈キットにホースを取り付け

▼取りつけられました。もう片側もいきましょう。

かんたん液肥希釈キットにホースを取り付け完了

▼取り付け終わり。2本のホースが液肥希釈キットから出てきた形です。ここから、液肥が溶けた水が出てきます。

2つのかんたん液肥希釈キットにホースを取り付け完了

▼完成

液肥希釈キットの組み立て完成写真
これで準備は整いました。

後は、庭などに持って持っていき、使ってみましょう!

使ってみた

それでは、早速使ってみます。

▼空いている一か所には、水道の蛇口から伸びるホースを取り付けます。

蛇口からのホースをつなぐ

▼庭の散水ホースに取り付けていきます。今までは手で持つ散水シャワーが付いていました。

庭でセッティング

▼取り付け完了!

取り付け完了

▼液肥の濃縮液は500mlのペットボトルに入れたものを使いました。

液肥希釈キットにペットボトルを取り付けた様子

▼チューブの先端をしっかりと濃縮液に入れておきます。

 

後は水道を出せば、液肥の入った水が出てくるはず…。

 

▼出ました。

液肥を含んだ水が出ている様子

かなり、ぐんぐん水が出ています。普通の水道と同じ勢いくらいかな。

▼すぐに水槽は満タンになりました。

すぐに満タンに

 

これはただの水道水ではなく、液肥を含んだ水。ECを測ってみよう。

▼気になるECは0.8でした!

ECは0.8

ということで、水道を入れる作業だけで液肥の同時投入も完了しました!

水を入れるだけで、液肥の投入まで終わらせることができますね!

以上、組み立て方、使い方の解説でした!
これより、疑問の解決コーナーへ移ります。お疲れ様でした!

 

疑問1.ポリタンクに適応できる?

できます。20ℓのポリタンク、使えます。

大きい容器に濃縮液を作っておけば、かなり長時間、液肥入りの水を作ることができます。

上で延長した液肥を吸い上げるチューブ。
チューブをポリタンクに入れれば、それだけでOK。

液肥希釈キットにポリタンク
陽が当たると、コケが生えてしまうから、遮光しておきましょう!

疑問2.EC濃度1.3にしたいんだけど?

EC濃度を変えたい場合、濃縮液の濃度を変えればいいです。

例えば、上で紹介した例で使っていた濃縮液のうち1本を見てみましょう。

大塚ハウスの液肥濃縮液

左の透明なペットボトル。これは、1000ccあたり、大塚ハウス2号を100g溶かした濃縮液です。

それが、今回の希釈では、EC0.8になりました。
普段、我が家の水道水のECが0.25くらいだから、液肥を希釈したことで、0.55ポイント程アップしたことになります。

もし、濃縮液の濃度を2倍にすると(水1000ccあたり、2号200g)、
おおよそ1.1ポイントのアップとなり、EC1.3くらいの水が得られるはずです。

また実験して写真を載せたいと思います。

疑問3.原理ってどうなってるの?

液肥希釈キットは、通水で生じる負圧で、液肥を吸い上げ混入させる仕組み。
(ベンチュリ効果というやつかな…?知識がないため、間違っているかも。間違っている場合、ご指摘頂ければ助かります。)

だから、負圧を変えると、希釈する濃度が変わります。

負圧を変えるには、出口側のホースを長くしたりすれば、簡単。
長くすれば、液肥濃度が薄くなるし、短くすれば濃くなりました。

また、分かったことがあれば、追記します。

 

疑問4.直列につないだら、3つ又ジョイントを使わずにいけるんじゃない?

今回、液肥希釈キットを並列につなぐのを見て、直列につなげば、分圧しないし、部品も少なくて済むんじゃない!?

そう思われた方もいるかもしれません。
僕もそう考えて、直列につないだことがあります。でも、ダメでした。

結果は、入り口側の液肥希釈キットは液肥を吸い上げず、出口側だけが液肥を吸い上げました。
水圧を高めても、もう1つ製品を入れ替えても結果は同じでした。

▼合計3つ買って、入れ替えたりして実験もしました…。

液肥希釈キット3つ
タカギ社に問い合わせしました

液肥の吸い上げを決める要素は水圧だけではないとのこと。また、理由を僕に分かるよう説明するのは難しいそうです。

ただ、交通渋滞をイメージしたらいいと教えて頂きました。

  • 渋滞の先頭付近は流れが良い
  • だけど、渋滞の後ろになると、流れが悪い

液肥希釈も同様のイメージで、流れが良いと液肥を吸い上げるそうです。
この場合、流れが良い出口側は吸い上げるけど、流れが悪い後ろ側は吸い上げない…とのこと。

また、液肥希釈キットは2つ組み合わせて使う製品ではありません。にも関わらず、丁寧に説明して頂きました。この場も借りて、改めてお礼申し上げます。ありがとうございました!

ということで、直列では無理だ…という結果だけをお伝えさせていただきます。

 

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この記事を読んでくれる人のセカンドオピニオン的な存在になるかと思っていますので、ぜひぜひ教えていただれば嬉しいです。

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まとめ

以上、水と液肥を同時に投入する記事でした。

  • 液肥希釈キットを使えば、水と液肥の同時投入可能
  • 水耕栽培の肥料も使える
  • 水を入れるだけで、液肥も入って、楽ちん
  • EC濃度の調整は、濃縮液の濃度を変えることで対応しよう

液肥を水と一緒に入れられるようになり、楽になりました。
濃縮液をまとめて、ポリタンクなどに作っておくと、かなりの時間使えます。

そして、一度作れば、消耗品ではないため、ずっと使えるのもGood。

ということで、水耕栽培をより効率的に運用できそうです!是非、お試しくださいませ!
ご清聴ありがとうございました!

また、水位センサーを組み合わせることで、簡易的な自動化を紹介した記事があります。
こちらもどうぞ!

【真似するだけ】水耕栽培の水やり・液肥を自動で投入する方法 [簡易自動化]

2018.09.28

 

2 件のコメント

  • なるほど...。
    単に水圧で吸い上げるだけじゃないんですね。
    それにしても、モノづくり、好きですねぇ~。
    さすがです!

    • Keiichiさん、こんにちは。
      水圧で生じる負圧には、間違いないはずです!
      何かを組み合わせて作る…というのが、性に合っているみたいですw
      家庭菜園の波が自分の中に来てますので、これからもどんどんアウトプット予定です!!

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