家庭菜園で作った野菜って、稼げるの?
ベランダなど、小さな土地でもできる家庭菜園。
趣味はもちろん、自分で食べるために作っている方も多いのではないでしょうか。
今回、庭でトマトを栽培しました。
庭のスペース程度のトマトを栽培して、販売した場合、どれくらいのお金になるのか実験したいと思います。
はじめに
今回は栽培方法、成長過程を紹介します。
お金については別記事(2017年10月現在は未作成、売れたら書きます)で紹介予定。
栽培方法と作物
冒頭で書いた通り、トマトを庭で育てます。
詳細に書くとこんな感じ。
- 水耕栽培
- 設備の費用10000円以下
- ホームセンター・Amazonで手に入る材料を使用
- 簡易的なビニールハウス内で栽培
- 8月下旬スタート(シーズン終わりから)
- 種・苗を買わずに、挿し芽から育てる
- 農薬を使わずに栽培
水耕栽培の設備を作るところからスタートしました。
▼ホームセンターで材料調達。(レンタルのトラックで運搬)
プールを作り、発泡スチロールを浮かべ、苗の土台にしています。
▼水耕栽培はいろいろ方法があるんだけど、今回の方法はプールみたいなものを用意して、浮かぶ土台にトマトを植える…形です。
根っこが自由に伸びることが出来るから、育ちやすい・・・と言われています。
▼苗は挿し芽から。既にある木から、先端を切って使いました。
この束が3つくらいあったかな?
▼1本にしたらこんな感じ
この先端は、捨てられる予定のものから切り出してきました。
トマトのシーズンは初夏。
シーズンが終わりに近づき、実があまり成らなくなると、農家さん達は、トマトを撤収します。
撤収=木を捨てるということなんですが、捨てられる予定の木が元気そうだったので、なんとか使えないかな…と思ったのが、実はきっかけだったりします。
某農家アイドルグループの0円食堂的なノリです。
▼挿し芽と言っても、めちゃくちゃ原始的なもので、
カットした部分を、水に漬けるだけ。
25℃以上だと、1日~2日で、うっすらと根が出てきます。
メネデール入れたら、発根効率がアガります↑
▼元気のいいやつは、数日でモジャモジャに。
▼これは、発根しなかった例。シーズン過ぎているからか、しおれて枯れていくものも多かった・・・。
▼スポンジに包んで、発泡スチロールの穴に植え付けます。倒れないように麻ひもで上から釣りました。
▼最終的に、約30本の苗木から発根してくれました。
植えた後、倒れないように麻ひもを支柱代わりにしました。
3日後
3日(多分)経過しました。目に見えるほどの変化はありません。
▼全体
▼根っこ部分は結構育ってます。
10日後
チラッとトマトたちを除くと、シオシオに乾燥している子がいました。
どこからどう見ても、水分不足でした。
▼温度はこんな感じ。
▼温度を下げる&光合成を減らすために、天井に寒冷紗(農業用の遮光カーテンみたいなもの)を設置しました。
【悲劇】葉ダニの襲来
トラブル発生。
トマトの大部分が、ハダニと呼ばれる害虫にやられました。
ハダニは植物の体液?を吸い取って、増殖します。
吸われすぎると、枯れてしまいます。
ハダニは植物が弱っているとき、湿度の低いときに、より増殖します。ということで、原因は暑さと湿度の低さでした。
植物が弱り、そこにハダニがつけこんで、増殖した・・・と推測しています。
▼元気がなくなり、葉が白くなります。これは末期症状。
▼枯れたトマトも出してしまいました。
葉ダニが植物体の栄養分を吸い取ることで、植物が弱ります。
最終的には枯れてしまうため、予防が大切と言われます。
特に、農薬等を使わないで育てようと思うと、予防しかありません。
▼予防は水が効果的。
湿度を高めることで増えにくくなるらしいです。
そして、物理的にも効果があるようで、洗いながす&殺すことができます。
ということで、散水用のホースを設置して、朝と晩の2回,吹き付けることにしました。
青いホースが散水ホース。細かい穴が空いていて、そこら中に水を撒いてくれます。
▼白くなってしまった葉は戻ることがないため、切り取りました。
また、光合成不足で植物が弱っている可能性も高かったため、寒冷紗を取っ払いました。
散水ホース設置後、1週間
効きました!
白くなった部分は回復しませんが、元気になった箇所が出てきました。
寒冷紗がなくなり、光合成できるようになったことも効果ありそう。
▼昔に被害を受けた、下の葉は枯れてしまいましたが、上の部分はハダニにやられていない葉が広がっています。
1ヶ月後
設置してから約1カ月。ジャングルが広がっておりました。
もっと手入れしないといけません…。
▼一部、ハダニの被害が残っています。
▼ちらほらと花が咲き始め、来月にはトマトに出会えそうです。寒さ・・・間に合ってくれ!
▼根っこ、モジャってました。でも、これは失敗くらい。水流を作ったり、エアレーションすれば、この何倍も育っていたはずです。
今後
また更新していきます。
栽培方法・栽培過程のまとめ
栽培方法・成長していく風景についての紹介でした。
- トマトの水耕栽培
- 庭にて
- 1カ月でかなりデカく育ちました
- 今後も経過観察します
0円食堂的なノリで始めたので、どれだけ育ってくれるのか楽しみです。
また、この記事を更新するか、別記事を書いていく予定です。
ご清聴ありがとうございました!