【約1000円】Amazonの格安デジタルpHメーターをレビュー。値段の割にはオススメでした!

格安pHメーターを買ったから、レビューする記事

  • 水槽のpHって本当に大丈夫?
  • 気軽に測定したい
  • pHメーター欲しい
  • Amazonで1000円以下もある
  • 買ってみよう

ということで、Amazonで格安で売られている、デジタルpHメーターをゲットしました。

結論から言うと、

測定に時間がかかって微妙。
でも、安いし、使えなくはないかな。

みたいな感じ。

デジタルpHメーターを持ってないから、ちょっと気になるかなぁ…って方はいいかもしれません。
ということで、どんなものか紹介します。

デジタルpHメーター

まず、pHについてさくっと説明しましょう。

pHとは水素イオン濃度のこと。
難しい言葉に聞こえるかもしれませんが、アクアリウムではシンプルに考えればいいと思います。
水質を表す値と認識しておけばOKでしょう。

酸性・中性・アルカリ性があって、水質について語られるときに使われます。
wikipediaによると、以下の通りとのこと。

雑貨工業品品質表示規程における漂白剤・洗剤などの液性[16]
液性 pHの範囲
酸性 pH < 3.0
弱酸性 3.0 ≦ pH < 6.0
中性 6.0 ≦ pH ≦ 8.0
弱アルカリ性 8.0 < pH ≦ 11.0
アルカリ性 11.0 < pH

wikipedia 水素イオン指数より引用

上の表は洗剤の規定みたい。アクアリウムではちょっと言われる範囲が違うかな。アクアリウムでは、pH5でもすごい酸性の水だとか言われることが多いと思います。

デジタルpHメーターは、その値を数字で表示してくれます。
だから、メーターの値を見て、「pH値が下がってきたから水替えした方が良いかなぁ・・・」とか、メンテナンスの指標にすることができます。

 

経緯

60cmオーバーフロー水槽の全景

コリドラスパンダが自然繁殖している水槽全景

実は、今までもデジタルpHメーター使っていました。(上記の写真の中央。横に倒れているものがpHメーター)

  • 大学の研究室で使っていた、古いpHメーター(20年前の製品)を使用していた
  • 最近、正しい値が表示されなくなった
  • 買い替えよう
  • Amazonでめっちゃ安いpHメーター発見
  • ポチった

ということで、新型のデジタルpHメーターを試すことになった次第です。

以上、経緯でした。これから使ってみたレビューを行います。

メリット

まずはメリットから紹介します。

pHメーターを手に持った様子

安い

とにかく、価格が安くてびっくり。
安いタイミングで購入すると1000円切ります。
その割に、高い物と見た目はそこまで変わりません。

▼ケースと日本語の説明書も付属しています。

ケースと日本語説明書付属

校正可能

高いメーターと見た目はそこまで変わらないといいましたが、機能も良い感じ。

というのも、pHメーターを使っていると値がズレてきます。
その時に、ズレを修正するんですが、その機能付き。

修正することを、校正と言われます。それが出来ます。

ウンチクを語ると、測定器とのズレを知る作業が校正。校正のデータをもとに、ズレを修正する作業が調整です。以上、ウンチクでした。

 

デメリット

それでは、デメリットにまいりましょう。

測定に時間がかかる

このpHメーター、測定にすごく時間がかかります。

▼カバーを取って、電源をONにしてみました。

pHメーター起動

▼水槽に浸けてすぐ。 pHは6.71

水槽に浸けてすぐのpH値

▼10秒後 pHは6.56

10秒後のpH値

▼30秒後 pHは6.22 

30秒後のpH値

▼約2分後 pHは6.0

2分経過後のpH値

ということで、2分過ぎた時に表示された6.0が今回のpH値だとしました。

つまり、測定に時間がかかります。
さくっと測定したいときにも、最低20秒は待った方が近い値が分かるでしょう。

すぐに測定出来ないのはデメリット。

ただ、近い値まではわかるので、そこから変化を予測して使うと良いかもしれません。

常時表示できない

ハンディタイプのpHは測定するときに、毎回手間がかかります。
pHを知りたい時には、毎回電源をONにして、水槽に浸ける…という測定作業をしなければいけません。

対して、ACアダプターなど電源とする据え置きタイプのpHメーターは、測定作業をする必要がありません。
こんなやつ。

据え置きタイプのpHメーターは、センサーを水槽の中に設置しておくので、一度設置すると、測定作業をする必要がありません。リアルタイムでpHが表示されます。
だから、気になったときには、表示を見ればOK。これはめっちゃ楽。

ということで、ハンディタイプのpHメーターは、毎回測定の手間がかかる…というデメリットがあります。

 

他製品と比較してみる

デメリットを払拭できる、pHメーターもあります。さくっと比較してみましょう。

測定を早く終えたい

デメリットの1つ目、測定に時間がかかることを上げました。
それを払拭できるメーターがあります。

海水魚水槽をやっていた時に、マーフィードのデジタルpHメーターを使っていたことがあります。
ほぼ同じ形のpHメーターなんですが、すぐにpHメーターの値が安定していました。

なので、すぐに測定を終えることが出来ました。

ただ、価格が数倍。
なので、一長一短でしょうか。

常時表示させたい

デメリットの2つ目、リアルタイムで表示できていない=測定する手間が必要だということを上げました。
つまり、リアルタイムで表示できるタイプのメーターだと、測定する手間がなくなって楽。

ただし、水槽内に取り付けるスペースが必要だったり、電源が必要だったりします。
後、価格も高くなります。

ということで、リーズナブルに測定したいって時には、今回のpHメーターが良いのかもしれません!

 

他のレビューまとめた

デメリットを押し過ぎたかもしれません!
なので、あなたの背中を押すAmazonのレビューを、さくっとまとめておきます。

  • 数値が動き出して安定するまでは多少時間がかかるのかもしれません
  • 使い始めは、何度かcalibrateして調整しないといけなかったんですが、使っているうちに安定してきて、一週間に一回ぐらいの調整でよくなりました。
  • 針ではなく数値ががデジタルで表示されるので見やすくていいですね。
  • この価格で十分な精度があります。
  • 簡素に見えますがよほどの方じゃなければ、そこそこの役目は果たしてくれるのではないかと思います
  • 価格の割には非常に詳細にPH値を表示してくれる優れもの
ということで、価格の割には良いって意見が多そうでした!

後、使っているうちに値が安定するという情報があったので、僕も使い続けてみようと思います。

まとめ

以上、Amazonで格安のpHメーターについて書いた記事でした。

  • AmazonのデジタルpHメーター買った
  • めっちゃ安い
  • 安定に時間がかかるし、常時表示タイプではないデメリットも
  • 他の製品と比較しても、安さが際立つ
  • Amazonでもコスパ重視のレビュー多かった

ということで、あんまりお金かけたくないけど
デジタルの値でサクッとpHを知りたいなぁって時には、ぴったりの物だと思います。

後、精神衛生が良くなります!

水質って大丈夫なんだろうか…?

と悩んでいたものが、

pHは大丈夫だ!

って感じになります。

ということで、コスパ重視でpHを測ってみたい、水質で安心感を味わいたいって方にオススメです!
以上、ご清聴ありがとうございました!

2 件のコメント

  • なるほど。
    最近の「ミニマムライフ研究室」さんの記事には
    気合が感じられます。
    以前の記事、たとえば、ヨーグルトを作る記事とかも
    とても分かりやすいですね。
    いつも有益な記事をありがとうございます!

    • ありがとうございます。
      書くことに、段々と慣れてきたんでしょうか!

      過去の記事も見直して、追記していく段階なのかもしれません。
      せっかくなので、見直してみます♪

      ぁ、ヨーグルトもオススメですよ!笑
      特にセルビアは”飲むヨーグルト”しか市販されておりませんから、
      ジャパニーズスタイルの”ヨーグルト”を友人に食べさせてあげると、面白く思ってもらえるかも。
      この方法ですと、牛乳から現地生産できますし!

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