前回、ビールを一次発酵させました。その続きのお話です。
- 自作ビールを一次発酵させた
- 二次発酵させるためには、ペットボトルやビンをたくさん用意する必要がある
- 大変すぎる!!
- じゃあ、発酵させずにペットボトルに詰めて炭酸を添加しましょう
- めっちゃ楽
- そこそこ美味しい
- しかも、めっちゃ強炭酸なクラフトビールになってる!
ということで、二次発酵させないままにクラフトビールを飲むことに成功したので、ご報告します。
二次発酵させないといいことあるの?
- 容器の用意が少なくて済み、楽
- アルコール度数を上げないままに、炭酸が入れられる
二次発酵は、ビンやペットボトルに詰め替え、
プライミングシュガーと呼ばれる炭酸を作るための砂糖を投入し、発酵の力で炭酸を入れるのが基本的な方法です。
しかし、ビールを入れるためのビンやペットボトルを用意することが・・・大変なんです。
だって、20リットル作れば、1リットルのペットボトルが20本ですからね…。
何とかしたいなぁということで、炭酸入れちゃえ!って方法に行きつきました。
これなら、数本用意するだけで、クラフトビールが飲めます!
二次発酵させることで、味・香りなどが良くなるそうです。
クラフトビールの本質を味わいたい人は、二次発酵させることをオススメします!
作業方法
作業1.ペットボトルに詰める
▼一次発酵させたビールをタンクから、ペットボトルに詰め替えます。
▼ん!?なんかオレンジだぞ。
▼オレンジジュースが10本出来た。
作業2.炭酸を添加
いつもの方法で、炭酸を添加しました。
1日冷蔵庫で冷やし、炭酸をしっかり溶け込ませて、完成です!
できた
毎回言ってますが、薄いビアグラスはすべての炭酸飲料の味を底上げしてくれる万能アイテムです。
飲んでみましょう!
うん、まぁ、美味しい。冷え冷えで強炭酸が最高。
しかし…なんか市販のビールより美味しくない気がする。
こんなもんなのかな…と思ったら、翌日に美味しくない原因発見しました。
翌日、原因発見。
澱だ!
▼当日入れた時の濁った感じ(オレンジジュース)
▼入れて2日後
ライトが違うのもありますが、色、透明度が全然違います。
濁っている原因は澱でした(酵母?)
それで、時間が経つと澱が沈んで、澄んでくる。
澄んだところを飲んでみると、雑味が少なくて、すごく美味しい。
つまり、美味しくするために、澄んだ部分のビールをペットボトルに注ぐのが必要でした。
具体的には、タンクからペットボトルに注ぐ前に、2日ほど置いて、澱を沈めておくことが重要。
澱が沈んだ後、澄んだビールをペットボトルに詰めればOKです。
まとめ
- 自作ビールを二次発酵なしで美味しく頂いた
- 一次発酵したものをペットボトルに詰め替えて、炭酸添加しただけ
- 打栓器とか、いらない
- 容器も多く用意せずにOK
- 面倒な人にはピッタリだと思います
ということで、今後もこの方法で強炭酸のクラフトビールを楽しむ所存です。
アルコール度数が低くとも、満足度が高められるため、オススメ!
ビールには薄いビアグラスを!
泡立ちやすい陶器のビアグラスなど、ビールを飲む条件には結構こだわってきましたが、
強炭酸になると、陶器だと泡立ち過ぎるからオススメしません。
やはり、薄いガラスのビアグラスが良く、本当に美味しくなるので、ぜひお試しください!
舌触りに全く影響しないのに、なぜか美味しくなってビビりますw
選ぶ際には、食洗器不可の一番薄いタイプをオススメします。