炭酸水メーカーを作るにあたり
揃える材料について紹介します。
実際の作業方法は以下よりご覧ください。動画もあります♪
Amazonですべて揃えることが出来て、且つ簡単な構成に更新しました。
他の通販でもいくつかのパーツは安く売られていたりしますが、
全部がそろわず、結果的に送料が無駄にかかってしまうはず…
モノタロウで合わせて買うと、3240円以上で送料無料となり、お得だと思います。
組み立てたものと同様に使える製品が売っています。もう、めんどくさい場合は買っちゃうのもアリかもしれませんw
目次
ミドボン
二酸化炭素が高圧で入ったボンベ。緑色をしているから、通称ミドボン。
酒屋さんにて、ビールサーバー用でレンタルできます。
(正確には、容器をレンタル、中身の二酸化炭素を販売。)
Amazonでも手に入りますが、この通り、価格が高いです。
僕は SAKE市場グランマルシェで5kgのミドボンを入手。
「ビールサーバー用の二酸化炭素入ったボンベが欲しいんですが…」と、電話で問い合わせると
さくさくっと話が進み、3日ほどでお店に入荷してくれました。
ちなみに、地元の個人酒店にも問い合わせたんですが、入荷するのは不可能だそう。
全国チェーンの大手酒店の方が手に入りやすいみたい。
- 容器のデポジット代金5000円(返却で返金)
- 炭酸代金 5kgで2500円
もっと容量の大きいもの、小さいものが店舗によって取り扱われています。
でかいし、重いから、5kgか2.5kgで十分でしょう。
約1年間、ほぼ毎日3リットルの炭酸水を作りました。5kgのボンベは残り半分くらい減っています。
ちなみに、中身を使い切った場合の再充填は炭酸代金のみで行われ、容器代金はかかりません!
お得ですね♪
レギュレーター
高圧で入っている二酸化炭素を、減圧して取り出すための器具。
Amazonでも売っているんですが…高いです。
ということで、これはヤフオクでゲット。
Amazonや、通販の半額くらいで新品が手に入りました。
購入したレギュレターの適合チューブ外径を確認しましょう。
この適合チューブで、以下購入する製品が変わります。
▼購入するレギュレーターの説明を読んで、適合するチューブ外径をチェックしましょう。
他のレギュレーターが流用できないかなぁ…と企んだ結果、使い物にならず、失敗した体験談。
ヤフオクでレギュレーターが売り切れている時期が一時期あったため、他のボンベ用を流用できるか実験。
→アルゴン用レギュレーターの流用は不可能でした。
中古で手に入れた、ビールサーバー用のレギュレーターを使用しました。
かなり古い状態の物でしたが、取り付け・使用に全く問題ありません!
太いチューブ
ポリウレタン製の空気耐圧チューブ。
上で書いた通り、レギュレーターに適合する外径のチューブを選びます。
上記のレギュレーターなら6mmのチューブを買えば大丈夫!
6mmか8mmのどちらかが主流となるでしょう。
6mm → 6×4mm ポリウレタン製チューブ
8mm → 8×5mm ポリウレタン製チューブ
チューブは透明を使っていましたが、色付きがいいかも。
▼透明チューブの比較。左のチューブが1年間使用したもの。右のチューブが新品。
使用状況は、室内で禁煙です。間接的に差し込む日光などがあたって変色したのだと思います。
現在、黒色でどうなるか、実験中です。
レデューサー
組み立てる記事にて、通りすがりの一見さんよりコメントを頂き、
レデューサーではなく、異径ユニオンストレートを使うべきとご指摘いただきました。
→実際に試し、実験しました。
結論として、異径ユニオンストレートを使うべきです!レデューサーを使って無理矢理取り付ける方法でも、1年間使用実例がありますが、作成するのが大変です。
異径ユニオンストレートを使うとすごく楽に作成できました。
違う径のチューブ同士をつなぐ器具。
太いチューブと細いチューブをつなぎます。
太いチューブで6mmを選んだ場合 → PGJ6-4
(リンク先、削除しました)
太いチューブで8mmを選んだ場合 → PGJ8-4
(リンク先、削除しました)
異径ユニオンストレート
太いチューブと細いチューブをつなぐパーツ。
太いチューブを細いチューブ(4mm)に変換するコネクターのイメージ。
太いチューブの太さの径に合わせて選びます!
太いチューブで6mmを選んだ場合 → PG6-4
太いチューブで8mmを選んだ場合 → PG8-4
細いチューブ
これは適合などありません。4mmのポリウレタン製の耐圧チューブを買えばOKです。
日東 マイクロカプラ プラグ
4mmチューブ取り付けます。
日東 マイクロカプラ ソケット
最低1個。
だけど、2、3個あれば便利!
消耗品ではありませんが、1つのペットボトルに1個必要です。
炭酸水のみを作るのであれば、1個で良いけど、他のジュースやお酒も…となると、
ペットボトル毎に1個必要です。
インサートリング
4mmチューブに入るものを、買っておきます。
六角ナット ステンレス M5
1つ買えば、10個以上入ってます!
一番安いものを調べると、100個とか入ってます…
総額では一番安いため、この際だからDIYなどいかがでしょうか…。
オススメはステンレスですが、ポリカーボネート製のナットとかもあります。
食品に金属製を使うってどうなの…?と思ったことがあって、一番最初はポリカーボネート製のナットを試してみたんですが、締めこむとすぐに壊れてしまったんです。
樹脂製のナットは弱い。
ゆるい力で締めこむと、今度はガス漏れを起こしました。
ということで、ポリカのナットもいいですが、ステンレスを推奨します。
▼ポリカのナットも装着可能だが…。
炭酸飲料用ペットボトル
使ったもので大丈夫です。
サイズは1リットル以上が良いです!
匂いが移る心配があれば、プレーンの炭酸水のペットボトルがオススメ。
作業が上手くいかなかったときに、やり直せるよう5つくらいあれば安心。
捨てずに集めておきましょう。
炭酸飲料用以外のペットボトルは圧力に耐えることが出来なくて、破裂します。
必ず、炭酸飲料用のペットボトルを使ってください。
炭酸飲料用のペットボトルは、丸くて凹凸が少なく、厚めで固く、口部は透明。これは、炭酸ガスの内圧に耐え、ボトルの変形を防止するためです。
キリン ペットボトルの秘密より引用
まとめ
以上の材料を集めるのにあたって、
必要な金額をまとめてみました。
- ミドボン5kg 2500円(デポジット金除く)
- レギュレーター 3500円
- 太いチューブ(6mm) 877円
- 異径ユニオンストレート (6mm‐4mm) 811円
- 細いチューブ 509 円
- マイクロカプラ プラグ 871円
- マイクロカプラ ソケット 1011円
- インサートリング 183円
- 六角ナット M5 400円
合計 10662円(2017年8月1日現在)
そこで、マイクロカプラを2個購入しておくことをオススメします。
炭酸水のみ作る人でも、後々2個欲しくなるはずです。
また、工具も持っていない人は購入する必要があるかもしれませんから、
工具の記事も見ていただいて、判断するのがいいですね。
次は必要な工具の記事をご覧ください!
ありがとうございます
大変役にたちました!
お役に立てて何よりですー!
特に夏の時期は、炭酸ライフがめっちゃ楽しいので、ぜひとも幸せになってくださいー♪
僕も毎日活用しています!
コスパのいい炭酸水魅力的で作成したいと思いました。質問なんですが、動画では一本のチューブしか使って無かったですが、4mmと6mm両方必要ですか?あとチューブの長さは短くしても問題ないですか?
めぐさん、こんにちは。
上手く写ってないかもしれませんが、2本使っております!
レギュレーター 6mm対応
プラグ 4mm対応
なので、それぞれのチューブ径に対応する2本を使っています。
また、動画を作成した後に分かったんですが、
「異径ユニオンストレート」という部品を使うと、異なるチューブ同士もワンタッチで
取り付けることができます。
また、チューブを短くしても大丈夫です。
ボンベとの距離を考慮して、お選びくださいー!
最初にお礼を。
上手くいきました。貴重な情報ありがとうございます。
言葉には言い切れないほど、感謝しております。
ソーダストリームを使っていましたが、ついにボンベが空になり、以前から気になっていたミドボンでやってみようということになり、部品を調達し、挑戦してみました。
写真が添付できませんので、文字だけになりますが、作成したみた感想を残しておきます。
まず、うちには、ビールサーバーがあり、ミドボン(6mmチューブ)が置いてある環境からのスタートになります。
購入した部品は、ミドボンから近い接続順に、
・異径ユニオンストレート(6mmを4mmに)
・4mmのチューブ
・ハーフユニオン (4mmチューブ用、ネジ径M5)
・ナット(M5)
記事にある、マイクロカプラ・プラグ、インサートリング、マイクロカプラ・ソケット、はハーフユニオン1つで済んでしまうので、まとめました。税込みで総額559円でした。
ガス漏れしそうなら防水ワッシャーなど、一工夫必要かと覚悟しておりましたが、ペットボトルの蓋はやわらかく、直付けでもなじんでくれるようで、全然問題ありませんでした。
ちなみに、6mmチューブ用のハーフユニオンがあれば、異型ユニオンも不要になり、それ一つでミドポンと直結でき、すべてが簡単解決してしまいます。その形が理想かと思いますが、私が調べた範囲では存在が確認できませんでした。現状では、一度4mmに変換するのがベスト選択で、これを思いつくかどうかが肝かと思います。このアイデアをご提供いただいたことに感謝しております。
使用してみた感想ですが、強炭酸が簡単に作れました。主にサワー系で使用しております。
また、気の抜けたビールや気の抜けたコーラの再復活にも便利で、重宝しております。ビールは、まあ、一気にいってしまいますが、ごくマレに残してしまうことがありますし、コーラ類は、一気飲みする種類の飲み物ではなく、残してしまうことのほうが多いので小さめのボトルを購入していましたが、これで、割安な大容量ペットボトルを躊躇なく購入できるようになりました。翌日のコーラの再復活は、とてもありがたいです。ソーダストリームではできないことでした。
タウさん、こんにちは。
こちらこそ、フィードバック頂けて大変感謝です!ありがとうございます。
ハーフユニオン、こんなものがあるんですね!
この炭酸水作成キットを作成するにあたり、モノタロウや、ミスミの空調設備カタログを見ておりましたが、使うことを思いつきませんでした。
確かに、これを使えば一気に省力化できますね!
すごい情報だ!!笑
早速、注文し、僕の方の炭酸水キットもアップデートしてみます。
…と思いきや、追記のコメントでさらに省部品化されておりますね…。
もし、完成した暁には、本記事のアップデートに使用させて頂いてもいいでしょうか?
すごい情報を頂き、注文、完成が楽しみです!
素晴らしい情報をありがとうございます!
追記です。
気になって、6mm用のハーフユニオンを探してみたのですが、M5では存在しないのですが、R1/8用で売られていました。これを使えば、ミドボンと直結できて、必要な部品も、ハーフユニオンとナットだけで済み、余分なチューブも不要ですので、ミドボンがあれば、あとは、200円で、完成してしまいます。こっちのがお薦めです。
はい。ご自由にお使いください。ミドポンで炭酸水ってアイデアにいきつくのが、すばらしい思いつきだと思います。私もいろいろやってみたのですが、太いチューブは固くて曲がりにくいので、異径ユニオンが必要になりますが、フリフリしなきゃいけない手元は4mmにしておくのが扱いやすく(チューブは細いほうが使わないとき小さく巻いておけるので、長くして直接水道の蛇口でジャバジャバ洗えて)便利で、最終的に先っぽは4mmで使うことになりました。重宝しており感謝しています。
タウさん、こんにちは。
ありがとうございますー!
どこかのタイミングで実際に作り、アップデートしてみたいと思います!
確かに、固いと取り回しがストレスかかりますね!
溶かしこむ作業が必要ということもあり、炭酸水作成には、先端が細い(=柔らかい)方が作業性に優れるかも!
こちらこそ、ハーフユニオンという貴重な意見をいただけて嬉しく思っております!
ありがとうございましたー!
はじめまして。
自家製炭酸水づくりを検討しておりましてこちらへたどり着きました。
大変参考になる記事をありがとうございます。
上記コメントにあります、マイクロカプラをハーフユニオンに置き換えする案でちょっとした質問をお願いします。
ハーフユニオンを調べてみたのですが、逆止弁が付いていない?のではないでしょうか。
この場合、炭酸水を作った後に冷蔵庫でストックするには、穴の無い通常のキャップに付替えればよいのでしょうか。(炭酸がぬけてしまう?)
現状、部品を揃えている段階なので、とんちんかんな質問でしたらすみません、よろしくお願いいたします。
たくさん、こんにちは。
いえいえ、全くとんちんかんな質問じゃ、ありません。
むしろ、ご指摘ありがとうございます。
逆止弁=チェックバルブなのですが、調べてみると、付いていない可能性が高いです。
…お恥ずかしながら、逆止弁の存在を当たり前に思っており、今気が付きました。
ハーフユニオン自体は手に入れていれており、第二弾の着手には取り掛かれるのですが、
なかなか手が回っておらず、検証ができておりません。
チェックバルブ付きのハーフユニオンは以下の物が、相当するようです。
https://www.monotaro.com/g/00962848/
無難にそろえる…では、既存の紹介しているパーツで揃えられることをオススメいたします。
そちらでは記事の公開より、現在も毎日使っているものですので、少なくとも数年間の運用実績はあります。
数年単位で原価を償却・・・と考えても、市販の炭酸水を購入することを考えると、お得かと!
(はるかに強炭酸が作れますし!)
ご検討くださいませー!
もし、ハーフユニオンで試される場合、フィードバックいただけると大変助かりますー!
ご返信ありがとうございます。
今回はとりあえず通常のマイクロカプラと、試しに逆止弁なしのハーフユニオンを購入してみました。
実は上記のチェックバルブ付きハーフユニオンは私も確認しておりましたが、M5のものではねじ長が3mmしかなく、キャップへの取付が難しいのではと思いました。
週末にミドボンを入手して、炭酸水作りを始めてみようと思います。
この度はありがとうございました!
たくさん、こんにちは。
なるほど、ナット分厚み+3mm程はネジ長が欲しいとこですね!
疑問点あればコメント下さいませ。
また、こうすれば良かったよーのような、
ご指摘あれば頂ければありがたいです!
炭酸水メーカーで検索してたどり着きました
追記などで書かれていたものを整理すると必要なものは以下だけでよろしいでしょうか?
ミドボン
レギュレーター
6mmチューブ
ハーフユニオン (6mmチューブ用、ネジ径R1/8)
六角ナット ステンレス R1/8
炭酸飲料用ペットボトル
それともう一点ハーフユニオンについて質問させてください
以下のサイトのどれを購入すればよろしいでしょうか?
出来れば品番で教えて頂けますと助かります
https://www.monotaro.com/g/00962848/
以上となります、よろしくお願いします
ryuujinnさん、こんにちは。
紹介はしていないのですが、ハーフユニオン版も作成し、1年ほど問題なく動いております。
その場合、ハーフユニオン自体をペットボトルのキャップに接続すればOKです。
(レギュレータ側はチューブだけ。チューブをハーフユニオンに直接挿す)
私は4mmのハーフユニオンを使いました。
https://www.monotaro.com/p/8791/1354/
上記の場合、パーツ追加が必要です。
6mm→4mmの変換を行うため、異径ユニオン&4mmチューブを追加してください。
また、6mmのハーフユニオンを使う選択肢もあるかもしれません。
6mmで挑戦する場合、ユニオン挿入時にチューブがつぶれる恐れがあるため、インサートリングを入れる方が良いかもしれません。
ハーフユニオンを購入した場合、ペットボトルの蓋には何を穴を開けて装着するのでしょうか?
私の理解不足で変な質問になってしまったならすいません
すごーく参考になりました!!!
丁寧にありがとうございます^_^
匿名さん、こんにちは!
ありがとうございます。
お互い、楽しい炭酸水ライフを送りましょう!