【ポリタンクを洗わない】発酵容器にビニール袋を使って、手作りビールを簡単にしたぞ!

発酵容器をビニール袋に変えたら、ビール作りが楽になった記事。

ビール作りは楽しいし、節約になる。
でも、いざ作るのは結構大変で、サボり気味…というのが最近の悩みでした。

大変な要因の1つは洗い物。
その中でも、発酵容器である、20リットルのポリタンク。

使い終わった後、洗浄するのに、苦戦しておりました。

  • ポリタンク、洗うの大変
  • 何より、デカい
  • 手で持つところが複雑な形状になっていて、キレイに洗うのが大変
  • でも、洗わないと雑菌が繁殖してしまう
  • すると、美味しいビールができない

つまり、美味しいビールを手軽に作るためには、発酵容器を洗いやすくする必要があります。

ということで、発酵容器にビニール袋を使ってみました。

結論から言うと、
めっちゃ楽!
洗う作業もない!
大成功!!
です。

使ったビニール袋は、そのままゴミ袋に使えるし、無駄がありません。
まさに、一石二鳥。

コストをかけず、スマートに、手作りビールの簡略化ができました。

ということで、以下、経緯や使用している様子などをお送りしたいと思います。

ビール作り習慣の大敵、後片付け

ビール作りで大切なものは、温度管理や雑菌混入防止といわれます。
だけど、僕にとっては気がかりなことがありました。

後片付けが大変!!!

 

多くの手作りビールでは、ポリタンクの中で発酵させます。
すると、20リットルのポリタンクに”ビールのなにか”がこびりついてしまいます。

ポリタンクの中を洗うためには、手を入り口に突っ込んで洗わないといけない。
ただでさえ、大変な作業。

にも拘わらず、持ち手の部分はめちゃめちゃ洗いづらいのだ。

▼持ち手の部分は、非常に洗いにくい。

ポリタンクに付着する汚れイラスト

指は入らないから、細いところに入るスポンジなどで洗う必要がある。
が、それでも本当にきれいに洗えているかは不安になるところ。

ということで、そもそも洗わなくて済む方法はないのかということを考えた。
これが本題の経緯である。

 

漬物袋、最強説

人類の英知が詰まっているであろう、80代の祖母に聞いてみた。

祖母
それなら、漬物袋を使えばええんちゃうか。
祖母
私らも漬物を作る時、そうしてるで
祖母
容器を洗うのは、大変になってきたからなぁ

流石、おばあちゃん。

お漬物作りにそんなライフハックがあったなんて!
漬物袋という、分厚いビニールに入れると、容器を洗わなくてもいけるらしい。

おばあちゃん、ありがとう!

ということで、漬物袋を流用することに決定。
入手するため、早速ホームセンターへ!

 

発酵容器に適したビニール

漬物袋。
た、高い…。

Amazonで事前チェックした段階で、超強気価格なのはわかっていた。

1枚、230円

漬物袋、超高級品すぎるぞ!!袋1枚で缶ビール買えてしまうなんて!!!
これも、漬物を付けるための袋という、専用品に絞ったのが原因か。

いったん落ち着いて、なぜ漬物袋が良いのか考えてみた。

  • 太い、強い   → ビールが漏れない
  • 大容量     → ビール20ℓが収まる

つまり、ビールが漏れず、20ℓ収まる袋なら、なんでも良いんじゃないかと。

また、漬物袋の詳細を見てみると以下の通り。

  • 材料 ボリエチレン 
  • 厚み 0.06mm 

これが、強さの根源か…。

ということは、同じ材質で、厚みがあるならゴミ袋でも大丈夫なのでは?
いうことで、お店にある一番分厚いゴミ袋をチェックしてみよう。

半透明45リットルポリ袋
  • 材料 ボリエチレン
  • 厚み 0.04

一番厚みがあったものでも0.04mm。2/3の厚みか…大丈夫かな。

そして、1枚、20円。

よし、これでいこう!
ちょっと不安だけど、成功したら、コストも安いしラッキー!

とりあえず、ビール作りに使ってみることにしました。

容量は45リットル、20リットル作っても、全然余裕はあるはず! 
コメントでのご指摘により、追記
ポリ袋には、食品用と非食品用があるよーとのご指摘をいただきました。

要点だけを書くと、ビールは食品ですから、食品用を使う方がもちろんオススメ。

詳細は「食品用・非食品用のポリ袋について」に後述しています。

 

ビニール袋、使ってみた

それでは、早速ビール作りに使ってみましょう。

今回の手作りビールも、キット缶を使う方法です。一番初心者向けの簡単なビール作り。
市販のビールを超える程美味しくないけど、とにかく手軽…と言われる作り方です。

今年中にはもっと上級者向けの作り方に挑戦しよう!

 

0.仕込み~冷却

冷却して、ポリタンクに入れるまでの仕込み方はいつも通り。

作り方、仕込み、冷却については以前の記事で紹介しています。
詳しくはそちらをご覧ください!

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1.袋を除菌

袋を少し広げ、内部にアルコールを吹き付けることで除菌します。

アルコールスプレー

でも、もしかしたら除菌はいらないかもしれません。
というのも、昔、ビニール袋の生産ライン・生産工程について教えてもらったことがあります。

  • ライン環境にゴミが少ない
  • 成形工程
  • 折りたたんだ後には空気が少ない

以上より、袋の中に菌が少ない可能性も大きいかなと。

それでも、除菌しておくのが気分的にも安心でしょうか!

 

2.ポリタンクに設置

袋の口の部分を手に持ち、他の部分をポリタンクの中に引き入れます。

カメラを持って撮影したり…をすると、雑菌が混入する恐れがあったため、イラストで紹介しましょう。

ポリタンクにビニール袋を入れるイラスト

ぇ、ポリタンク使わないんじゃないの?という疑問の声が聞こえるかもしれません。

そう、ポリタンクは無くてもいいです。

ビニール袋の外装として使います。二重構造のイメージ。
万が一、袋が破れた時を考えて、安全のために入れてます。

そして、ポリタンクには持ち手があるから、持ち運びもしやすくなります。

こぼれたり、穴が開いたりしないかな…ドキドキみたいな精神状態から解放されるのでオススメ

 

3.ビールを投入

シリコンチューブなどを使って、鍋からビール(ウォート)を移動させます。

ビニール袋にウォートを投入

出来る限り、空気に触れないように袋まで移動させます。
もう、この段階まで来たら、ポリタンクを発酵容器に使っていたのとほぼ変わりませんね。

ウォートをビニール袋の中に移動

 

4.輪ゴムで縛り、ガス抜き

密封とガス対策は今までと違う方法を取りました。

ウォートの移動が終わった後は、雑菌を混入させないよう、素早く輪ゴムでぐるぐるに縛り、密封します。

輪ゴムで袋を縛るイラスト

ですが、文字通り密封してしまうと、発酵の際に出るガスで爆発してしまう。
ということで、ガス抜き穴が必要。

そのために、細めのシリコンチューブを通しておき、縛りました。

ビニール袋から出たシリコンチューブ

シリコンチューブはウォート液面よりも上に位置するようにしないと、発酵が進み、内圧が高まったときに、ダラダラ出てきてしまうから注意。
そして、出てきたチューブの出口は、水の中に突っ込んでおくと、雑菌混入が防げます。

ビニール袋から出たシリコンチューブ

外から見ると、こんな感じ。

全体図

半透明の白い袋に入れてますが、ほとんどポリタンクに入れている時とは変わりません。
後はこのまま、通常通り発酵させればOKです。

お疲れ様でした!

 

使用後

今回の目的は、洗い物をなくす…ということなので、ここが本題ですね!

ペットボトルに詰める前の段階。
ビニール袋の内側に、汚れが付いているのが分かります。

汚れがついているような

ここから、ペットボトルに詰める作業をしました。
普段であれば、お風呂場に移動し、洗浄が待っています。

 

ビニール袋、脱着。

ビニール袋を取り出した様子

ポリタンクは汚れはどうかな?

ポリタンクの内側 ポリタンクの内側

よっしゃー!!!!

ポリタンク、全く汚れてないぞーーー!!!

 

ということで、大変だった掃除の必要なし!
そして、この瞬間、次回のビール作り準備が終わりました。

何もしていないのに、周到に準備していたような達成感!
これだけ簡単だったら、気軽にビール作りができるぞ!!

No Beer,No Life!!

 

資源は大切に

わざわざビニール袋を使って、資源を無駄にしている…そんな風に感じるかも。

いいえ、大丈夫です。

使い終わった袋はそのまま、ごみ袋に使えばOK。
ただし、中にビールが付いているから、ざっと水で流し、そこから使うのがオススメ。

使い終わったビニール袋

大きいビニール袋だから、たくさんのゴミが入れられるよ!
この際、簡易的な大掃除をするのも良いかも。

掃除のきっかけにもいかがでしょうか。

 

食品用・非食品用のポリ袋について

コメントにて、食品用のポリ袋を使うべきでは?とのご指摘をいただきました。

お恥ずかしながら、僕は全然知りませんでした。
ということで、この機会に調べ、まとめてみました。

  • 食品衛生法で分けられている。
  • 線引きの基準は、原料。
  • 食品検査機関の試験に適合した原料を使っているか、否か。

例えば、ごみ袋として使われるポリ袋は食品用の表示がありません。
確かに、袋の商社のWebサイトを見ると、食品用は別に分けられており、食品用の場合、適合証明書が表示されていました。

食品に接する器具・容器包装の安全性については食品衛生法により材質・使用用途別に規格基準が設定されており、その規格基準に適合していなければなりません。

公益社団法人 日本食品衛生協会 食品衛生研究所より引用

 

じゃあ、食品用でビール作りにできそうな袋はないかなぁと思って調べてみると、以下のものを見つけました。

30L、厚さ0.08mmで、食品用のポリ袋が1枚45円などで売られています。
安心したい方はそちらを購入するのがベターですね!

食品衛生法の検査適合品 【食品専用大関ポリ袋】SNシリーズ

 

まとめ

以上、ビニール袋を使って、洗い物を削減する記事でした。

  • ポリタンクを洗うのは大変
  • ビニール袋をポリタンクに入れる
  • ビニール袋にビールを投入、発酵
  • 終わったらビニール袋取り出せば、その瞬間終わり
  • ポリタンクはキレイなまま、掃除いらず
  • 最高

ということで、大変だった洗い物が削減できました。
料理をするのは良いけど、洗い物が嫌だからなぁ…って僕のような方にはめちゃめちゃオススメです。

特に、洗い物がつらい冬場には、かなりポイントが高いはず。
是非、ビール作りを楽にして、自作ビールをお楽しみくださいませ。

ご清聴ありがとうございました!

7 件のコメント

  • 悠々さん、今晩は!

    ポリタンクの持ち手のイラスト見たとき吹いた(笑)。なんであんな洗いにくい構造になってるんですかね。

    ご自分のイラストとおばあさんのイラストは悠々さんが描いてるんですか?味のある良い絵だなぁと思います。

    ところでちょっと気になったので検索してみたんですが、ポリ袋には食品用と非食品用(ゴミ袋)があるようなので、食品用を使ったほうが安全かもしれません。非食品用に分類されているのはそれなりの理由があるようですので。^^

    • 食品用の袋について、調べて追記させてもらいました!

      ・食品衛生法で分けられている。
      ・線引きの基準は、原料。
      ・食品検査機関の試験に適合した原料を使っているか、否か。

      食品に触れる容器・包装に対しては、規格試験がありました!
      樹脂が溶けそうな場合、脂系を入れたり、加熱する際は特に意識した方がいいのかもしれません。

      また、食品対応のポリ袋に変えたとしても、数十円のコストアップで対応できそうです。
      人体へ及ぼす影響は、はっきりとわかっていないことが多いため、対応しておくのがベストでしょうね!

      全く知らなかったため、勉強になりました。
      教えて頂き、ありがとうございました!

    • エレンさん、こんにちは。
      そうなんですよ。
      内部が詰まってたらいいんですけど、中空だから、手が届かないんです!

      イラストは自分で描いてます。…画伯と言われます(笑)

      え、そんなんですか!それは知らなかった。
      情報ありがとうございます。
      ということは、食品用で調べてみる必要がありますね。
      追記させてもらって、僕なりに理由も調べてみたいと思います。
      教えて頂き、ありがとうございます!

    • いえいえー!そうなんですよー!
      調べる前は、漬物袋並み(200円)くらいに値上がりするかも…!?とビビってましたが、
      そこまでは大丈夫でした。
      きっかけ頂いて、ありがとうございますー!
      また、思うところありましたら、バシバシご指摘お願いしますm(__)m

  • ビール作ってみたいなぁ~、
    と思いながらも、
    人間って、面倒くさがり屋に出来てるんですね、
    まだ、全然作ってません。
    でも、こういう記事を見ると
    いつか作ってみようと思います。

    • Keiichiさん、こんにちは。
      確かに!僕もそんなときは「まだ時期じゃない」とか言ってます(笑)
      美味しいのが作れたら、また自慢するので、その時にでも奮い立たせてくださいませ(笑)

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