月額322円で、ビニールハウスをIoT化した記事。
Arduinoなどで温度や湿度・液肥の濃度が測れるようになると、
インターネットにつなぎ、スマホで数値を確認したくなりました。
- ビニールハウスにwifi環境が欲しい
- 通信速度は必要ないから、容量無制限のsimカードないかな
- あった、 ロケットモバイル
- 神プラン、322円(税込)
- 大満足だし、大成功
月額322円のsimは大正義。
そして、古いsimフリーのスマホに挿すと、wifiが飛ばせました。
結果的に、
スマホからの遠隔操作、
ビニールハウス内の温度や、ECをいつでも、どこでも受け取れるようになりました。
ということで、月額322円でできる、野菜作りのIoT環境の作り方を紹介したいと思います。
経緯
まずは、経緯からいきましょう。
ここ最近、ESP32というマイコン&プログラミングにハマっていて、以下のことができるようになってきました。
- ビニールハウス内の温度で、側面のカーテンを開閉
- 水耕栽培の容器に水が減っていたら、給水
- 養液の栄養分が少なくなっていたら、液肥を投入
しかも、Blynkというアプリを使うと、スマホにも簡単に接続できる…という状況。
ですが、そのためには、wifi環境でネット接続しなきゃいけない…という壁がありました。
そこで、月額の通信費が安いsimカードを契約し、
古いスマホに挿して、テザリングしてやろうと考えたのです。
経緯終わり。
0simとロケットモバイル
まず、1日のデータ通信量を測ってみると、1日に40MBくらい通信することが分かりました。
それを踏まえると、理想のsim条件は以下の通りでした。
- データ通信量 ~100M/1day
- 通信速度は求めない(ゆっくりOK、3G 回線可)
- 維持費安い
すると、2つの候補が上がりました。0simとロケットモバイルです。
0sim
- 月額0円
- ドコモ回線
- しかも、4G回線でそこそこ早い
- ただし、通信量が500MB/月まで
- 通信量500MBを超えると、100MBあたり、100円加算
0円…0円!?と目を疑うインパクトはありましたが、一定の通信量を超えるとお金がかかります。
もし、現状の40MBでも30日使うと、1200MB。
この場合、700MB超過なので、700円かかる計算になります。
ロケットモバイル
- 月額322円(税込)
- ドコモ回線・ソフトバンク回線から選べる(ソフトバンクは数十円値上がり)
- 通信速度、遅い
- 通信量は無制限
通信速度はLINE通話ができるくらい…というくらいだから、実用レベルじゃない…?と思いますが、ゆっくりだそう。
通信量は無制限だから、今後にセンサー増やしまくって、データ増えても大丈夫。
以上、322円でwifi環境の構築を夢見て、ロケットモバイルを選びました。
使ったもの
- 古いsimフリースマホの中古 (ASUS ZenfoneGo)
- ロケットモバイル 神プラン docomo回線
- simカード 変換アダプタ
ロケットモバイルの契約は、WEBサイトからポチポチっと進めるとあっけなく完了します。
また、ロケットモバイルのsimはnanoサイズを選びました。
近年のsimカードは基本的にnanoサイズ。なので、今後を考えるとnanoが無難だと思います。
対して、Zenfoneはmicroサイズのsim対応なので、サイズ変換しなければ使えません。
変換アダプターは約200円で、大きくサイズ変換する分(nano→micro)には全く問題ありません。
wifi環境を構築する手順
契約から2日後くらい。届きました。
家庭菜園のIoT化へ前進。
ロケットモバイルの神プランと契約。
・月額322円
・使いたい放題
・通信速度はゆっくりパッケージがシンプル過ぎて笑える(笑)
古いスマホに刺して、Wi-Fiテザリング。
エクステンダーで広げて、色んなセンサーの情報をスマホに飛ばす予定。 がんばれ、未来の僕。 pic.twitter.com/UKawG5qRKj— 悠々@野菜自動化、注力中 (@nadehisashi) 2018年11月30日
ここから、wifiを飛ばしまくるまでの作業を紹介します。
▼白いカードからsimカードを取り外します。
カードの裏には、電話番号とか書いてあるから、保管するかメモっておきましょう(作業には使わないけど)
Zenfone GOはmicro sim対応。
今回契約したロケットモバイルのsimはnano simなので、simカードを拡張して使用します。
契約時にmicro simのサイズで契約することもできます。上で言ったように、nanoサイズが今の主流なので、手間ですが拡張を噛ませました。
尚、サイズを小さくする場合は、simカッターでカットすることで対応できますが、作業ハードルが上がります。
▼うまく入りました。
▼スマホの電源をON。
▼起動までの間、ロケットモバイルの取扱説明書(同梱されてます)をさらっと読む。
取扱説明書を見ると、写真とともに、手順が細かく紹介されています。
外国人など、日本語が読めない人でも理解できそう!
分かりやすすぎるため、この記事では特に説明しません!
続いて、wifiを飛ばす設定に移りましょう。
▼設定画面→無線とネットワーク→テザリングとポータブルアクセス→Wi-fiアクセスポイントをセットアップ
▼自分の好きな通りにネットワーク名、パスワードなどを設定しました。保存すればOK。
▼画面が戻るため、ポータブルWi-fiアクセスポイントをONに切り替えます。
▼スマホの上を見ると、4Gの左にテザリングしているマークが付きました。これで出来たようです。
別のスマホでWifiの電波を探し、接続すると、つなぐことができました。
成功です。
▼速度チェックをしたら、こんな感じ。ゆっくりだそうですね。
実際に、農家さんのところに持ち込んだり、自分のビニールハウス内で使ってみたところ、うまく機能しました!
ロケットモバイルのsimで実験。
イチゴのビニールハウスに使って見ました。
マイコン、ESP-32。
Blynkを経由で動かしてますが、
ロケットモバイルの通信速度で全く問題なさそう。simフリーの古いスマホにsim刺して、Wi-Fiテザリング。
これで日本中でなんちゃって農業IoTできますね!! pic.twitter.com/YqGvnJkjs5
— 悠々@野菜自動化、注力中 (@nadehisashi) 2018年12月2日
ということで、ロケットモバイルのsimカードを古いスマホに挿し、テザリング。
結果、wifiを飛ばすことができました。
お疲れ様でした!
電波を遠くに飛ばすこともできるぞ
wifiなので、エクステンダーという機械を使うと、電波をより遠くまで飛ばすことができます。
ビニールハウスの端から端まで飛ばしても大丈夫!
僕は以下のエクステンダーを買いました。
延長した結果については、また後日記事作成予定。
紹介キャンペーン
ロケットモバイルは紹介キャンペーンがあります!
ぶっちゃけると、興味でた人、誰か一緒にやろうよ! です。
- 僕もうれしい
- あなたもうれしい
- 二人とも200円引き。
ロケットモバイルのWEBページ、契約時に紹介コードを入れる欄があるため、そこで以下のコードを入れてくださいまし。
まとめ
ロケットモバイルのsimを契約し、どこでもwifi環境を作る記事でした。
- ロケットモバイルのsim、神プラン
- ゆっくり、通信量無制限、月額322円
- 古いスマホに挿して、テザリング
- 簡単な作業で、wifi環境誕生
野菜作りを自動化、IoT化することは、今後の流れかと思います。
その際にも、インターネットがないと始まりません。
ロケットモバイルsimを使えば、格安で環境構築ができるため、大変ありがたい。
色々なところでwifi環境の構築にいかがでしょうか!
野菜作りのなんちゃってIoT現場からは以上です!
ご清聴ありがとうございました。
なるほど、これがわれらのIoT!
悠々氏、着実に前進されていますね!
イイなぁ~!
我輩も頑張ります!
Keiichiさん、こんにちは!
インターネット、プログラミング同様、持たざるもののツールになりえるかもしれません!
これからも励んでいきましょうー!!