土で育ったトマトを、水耕栽培に移行できるか実験する記事。
2018年12月、庭で頑張って生き延びているトマトを救おうと試みました。
- 庭の土で育っているプチトマト
- 室内で水耕栽培したい
- 数か月、土で育っている植物は水耕栽培に適応するのか?
- 実験してみました
ということで、トマトを掘り起こし、水耕栽培化させました。
現時点では結論が出てません。
水耕栽培化の方法、経過報告を伝えます。
目次
実験体:冬のプチトマト
庭のど真ん中?に植わっているプチトマト。
![ド根性トマト](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/ee980a01d4efbda3a1a071339f4b191e-728x486.jpg)
そもそも植えたのではなく、どこからか生えてきたもの。
まさに、ド根性トマト。
そして、12月の中旬。
夜間の気温は0℃くらいまで下がるのに、花が咲き、トマトまで実っているド根性っぷり。
![トマト](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/6fbc6c0b646ab06a69f9b3168b92f50c-728x486.jpg)
ここまで、頑張っていることだし、水耕栽培化して、延命してあげようと思い立ちました。
経緯終わり。
![](http://nadegata.info/wp-content/uploads/2017/01/オレ.jpg)
これで成功すれば、春~秋だともっと成功しやすいかもしれません!
掘った
まずは、土から決別します。
ということで、根っこを掘り出しましょう。
野菜苗から水耕栽培化したいって方は必要ないかも!洗うまで進んでください!
シャベルが欲しかったんですが、こんなものしかありませんでした。
与えられたもので戦います。
▼小学校の時、移植ゴテではなく、スコップって答えたら誤りです。って言われた思い出。なんやったんや。
![移植ゴテ](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/6db68611a876aa590c6a2aae0de1da2f-728x486.jpg)
▼深く差し込む を意識して、掘りました。
![掘ります](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/273352fdb8464c805a0133aacafc12e2-728x486.jpg)
▼根っこが出てきました。
![根っこが出てきた](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/706d2e2384d9ab6aa72d95da8254a21c-728x486.jpg)
▼掘り起こし完了しました。
![掘り出し完了](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/0ee7340c21775efd96cc243fa64f556a-728x486.jpg)
根を洗う
水耕栽培するにあたり、土は不要。
ということで、根っこを水洗いして土を落とします。
手で直接根っこを触ってしまうと、ブチっとちぎれやすいから注意。
僕的なコツは以下の通り。
- 根を水に浸ける
- 茎の部分を持つ
- 上げたり、下げたりする
- 繰り返す
また、10分ほど水に浸けていると、土が水を吸ってほぐれやすくなります。
それから洗うと、いい感じです。
▼洗い終わりました。
![根っこを洗いました](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/c9cddbc7c53da6f7f8a5d29bcfbe2c43-728x486.jpg)
▼周りに草が生えていたからか、洗っても洗っても取れませんでした。強引に取ると、根を傷つけそうだったため、今回はこれでいきます。
![草が付いてきました](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/0d3ae737e99306f9c4e74072a833bc20-728x486.jpg)
発泡スチロールに入れる
根っこが乾かないうちに、水耕栽培用の容器に入れましょう。
今回使うのは、発泡スチロール。
スーパーマーケットで余っている発泡スチロールをいただきました。
![ブロッコリーの発泡スチロール](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/4c3e65ab3c54739f9ab8c0ad624c95d0-728x486.jpg)
▼底にへこみがあったり、薄くなっているものは水が漏れるものも。チェックしておきましょう。
![底をチェック](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/6adeb01c83ac083fcce012d524aa70c0-728x486.jpg)
▼室内に入れて、避難完了。
![発泡スチロールにトマトを入れました。](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/f554268cdef9db54ed180a26c2215fc3-728x486.jpg)
水を循環
水耕栽培なので、水を入れます。
▼水道水を少しいれました。
![水道水](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/652577f8450b99fa16c2fb1c7475b4de-728x486.jpg)
根への攻撃性を考えると、カルキ抜きをした方がいいかもしれません。
ただし、カルキ抜きをすると、より健康な根ができますが、水が腐りやすくなります。
ということで、今回は、そのまま水道水を選択。
また、一番大切だと思うことは、水を動かすこと。
エアレーションやエアポンプを入れて、水流を生み、酸素を溶かしてあげることが重要です。
![エアポンプ](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/db8cbfec6c536d1ef0ded894825a8d64-728x486.jpg)
冬対策にはヒーター
エアポンプのほかにヒーターも入れました。
![ヒーター](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/deac64205a6e76a5e1906fb9df2eb931-728x486.jpg)
ヒーターを使うときには、温度調整する機能付きを選べば便利。
今回は26℃に自動調節してくれるヒーターを選びました。
また、上の写真にある白い板は、100均のまな板を切ったもの。
ヒーターの熱で発泡スチロールの底が溶けると怖いな…と思い、ヒーターの下に敷きました。
▼ヒーターで温めた水をエアポンプで作る水で周囲に運びたいと思い、近づけて設置しました。
![エアポンプとヒーター](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/5adc124aac4d233f3c1b5201c7dbfe94-728x486.jpg)
▼電源ON。
![電源ON](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/1f54d39bc42f97c0868ea55067fa963a-728x486.jpg)
植物体を支える
ここまでの効果でトマトはなんとか育ちそう。
![水耕栽培化させるトマト](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/cc37a5ff99fb7ca5b602e66bdef66863-728x486.jpg)
ただ、倒れていますね。
支柱などを作って、誘引してあげると、元気になる気がします。
ということで、支えることにしました。
株への負担を減らす、実の重さや風で苗が倒れないようにするといった効果があり、花や実がつきやすくなります。
▼こちらが誘引に使った材料。
![プラ木レンとヒモ](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/29c5f3346b7cbdac14e52c4ff9bc5561-728x486.jpg)
▼カーテンレールの部分に…
![カーテンレール](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/09b8b80adef6d0dc1b8e44195d2dc805-728x486.jpg)
▼設置しました。
![プラ木レンを設置](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/90032abd683b3da99c7c62c8f950f714-728x486.jpg)
▼そこにヒモをひっかけ
![ヒモを取り付け](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/e132c19ee6d12bca6b0fb71e4384d89e-728x486.jpg)
▼誘引用のクリップも用意して…
![誘引用のクリップ](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/e04467fad4a48159eeb2804ae9f3b3ef-728x486.jpg)
▼誘引完了しました。
![トマトの室内誘引](https://nadegata.info/wp-content/uploads/2018/12/228e115e6c7420efb6bc42643e7cabc0-728x486.jpg)
完成&経過観察
今後、紹介したいと思います。
5日後(予定)
10日後(予定)
20日後(予定)
30日後(予定)
40日後(予定)
50日後(予定)
まとめ
以上、土に生えていたトマトを水耕栽培に移行し、成功するか見守る記事でした。
- 土に生えていたトマトを掘り起こした
- 水耕栽培で育てたい
- 根を洗浄
- 発泡スチロールに入れ、水道水に浸けた
- エアポンプで水を循環
- どうなるか実験中
2018年12月現在、実験中。
また、経過観察&報告します!
現場からは以上です!
冬の室内トマト、美味しそうで、いつでも食べれそうで、トマトにも、人間にも優しい!! 続報、待ってます!
Keiichiさん、こんにちは!
現在も、南向きの窓辺で育てております。
過酷環境からのスタートなので、今回で成功できれば、もっとゆるい環境からだと、成功しやすいかと思います!
トマト、頑張ってくれー!!