初心者向けにビールの作り方を紹介する記事。
作っている工程、注意点を写真と一緒に紹介します。
こぼした…とかありがちな失敗もリカバーしてるから、ぜひどうぞ。
偉そうに書いてますが、
僕もビギナーです。
数多くあるビール作りキットの中から、
一番初心者向けの材料を使いました♪
いきましょう!
目次
ビールって実際に作れるの?初心者でも?
大丈夫、作れます。
麦を栽培して…とかじゃなくて、作成するキットが売られています。
それを使えば、だれでも、簡単に作ることができます。
それって密造酒なのでは?違法じゃないの?
酒税法に違反しないように作成すれば、違法ではありません。
調べた限り、3パターンあります。
- 酒類製造免許を取得する
- BOPなどを利用する
- アルコール分1度未満で製造する
※BOP(Brewing On Premise)とは免許がある施設を借りて、作成すること。木内酒造?手造りビール工房とか
Q3 「手造り麦芽飲料用」の缶入り、いわゆる「ビールキット」を購入して、自宅で自家製ビールを造ることに問題はありますか。
A 酒類を製造する場合には税務署長の免許が必要となります。
酒類とは、酒税法上、アルコール分1度以上の飲料(薄めてアルコール分1度以上の飲料とすることのできるもの又は溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のものを含みます。)をいい、当該製品により製造されたものがアルコール分1度以上の飲料となる場合は、酒類製造免許が必要になります。(略)購入された商品については、アルコール分1度以上にならないよう製造方法が取扱説明書に具体的に記載されていると思われますので、その注意書に沿って、アルコール分が1度未満となるようにしてください。(略)
根拠法令等:酒税法第7条、第54条
国税庁>>お酒についてのQ&A>【自家醸造】より 抜粋・引用
違法にならないためには
キット缶の1/4だけを使う、砂糖を使わないということですね。
ということで、キット缶を使って作ってみました
▼動画もあります
自作ビールの材料・使ったもの
- 殺菌用アルコール
- 鍋2つ
- おたま
- 大きい漏斗
- 缶切り
- ビールキット缶
- 一次発酵させる容器(ポリタンク)
- 水 約18リットル (美味しい水を推奨)
- レモン果汁(あれば20cc)
クラフトビールの自作工程 17個
ざっと流れだけを説明すると、
- キット缶を水に溶かす、
- 水にイースト菌をいれる
- 発酵する
- 完成
実際には、
温めたり、混ぜたりの工程があります。
それでは、写真と共に工程をサクサクっといきましょう!
1.2つの鍋を用意、加熱する
- 殺菌&キット缶を温める用
- ビールの水を温める用
▼左の鍋には水道水を入れてます。
2.殺菌&温め用は水道水、ビール用には美味しい水を
どうせ作るのなら、水にもこだわりたいじゃないですか!
僕は酒蔵が解放してくれている、
酒造り用の水を使いました!
大阪近辺の人、どうぞ!
3.ビールキット缶を開ける
東急ハンズとかに売ってるキット缶。僕はAmazonでポチりました。
▼今回使ったビール缶はこちら
▼プラスチックの蓋を開けて、付属のドライイースト(銀色の袋)を取り外しておきます。
4.缶切りを熱湯消毒
キット缶を開けるためには缶切りが必要。
缶切りを熱湯熱湯消毒します。
一応、前もって、アルコールで除菌はしています。
今後登場する器具はすべてアルコール除菌済み。
雑菌の混入はビール造り失敗に直結するから、
念入りに除菌してください!
5.缶切りでキット缶を開けます
ザクザク開けていくのみです。
缶切り、めっちゃ熱かったです。
▼残さず、完全に開けきりましょう。後々の作業がやりやすくなります。
6.缶温め用の鍋で缶ごと温める
缶のまま温めます。
右の鍋に中身をいれて、熱しても良いんですが、
底でコゲついて苦くなってしまう可能性大!
適当に温まればOKです
7.おたまを熱湯消毒
缶の中身を移動するには、おたまを使います。
▼アルコール除菌の後、念を入れて熱湯消毒しました。
8.鍋の加熱を止め、溶かします
おたまでキット缶の中身をすくい、ビール用の水に溶かします。
温まっているから、混ぜたらすぐに溶けました。
この時、火は切っておくこと!コゲて苦くなりますよ!
国内で作成する場合、キット缶の中身すべてを入れるのはダメ。(四分の一まで)
合わせて、砂糖の投入もダメ。
アルコール度数は「ビール アルコール度数 計算」でググれば、出てきます。
9.しっかり混ぜて溶かします
おたまでグルグル混ぜましょう。
溶け残りがないように!
10.溶かした水をポリタンクに戻します
▼でかい漏斗、いいでしょう?ダイソーで見つけました
▼これをセットして、おたまで入れました。
2回くらいでめんどくさくなって、鍋ごとどばーっといきました。
11.【悲報】こぼした
▼惨劇ですわ…
12.こぼしたら、すぐにふき取る←重要
こぼしたビールはすぐにふき取ります。
お湯でふき取った後、アルコール除菌が大切。
なぜなら、ベタベタになるし、こぼした箇所にカビが生えるから!
以前、惨劇になりました…。
▼こぼした時以外にも、困ったらアルコール。大概何とかなります。
13.イースト菌をポリタンクに投入
イースト菌を投入します。
表面に浮いたり、ダマになる部分もありますね。
この時、26℃以下になっているか確認しましょう!
これ以上になると、菌によっては死んでしまいます!熱過ぎ注意!
14.しっかり混ぜます
イースト菌がダマになっていないか、
底にビールの液が溜まってないか確認。
しっかりと混ぜました。
▼溶け切りました
15.ポリタンクの蓋を設置(発酵栓付き)
発酵栓が付いた蓋をしめました。
一方通行に気体が移動できる栓のこと。
外部から雑菌を混入させずに発酵する際に必要。
【理由】
発酵する=二酸化炭素が発生する
その二酸化炭素を抜かないと、容器が爆発する
でも、蓋を開けてたら、外から雑菌が入ってきて失敗する
→中から外に向かってのみ、気体が移動できる物が必要
ということで、中から外にだけガスが移動できる弁があれば、なんでも代用できます
16.発酵しているか確かめる
発酵している=二酸化炭素が発生しているため
水に入れたら、よくわかります。
▼アクアリウム用の逆流防止弁にエアチューブを取り付けました。
▼結構ブクブクしてます。タンクを振ったりしたら、活発になりました。
ということで、しっかり発酵していることが分かります。
この泡が止まれば、一次発酵終了です。
保管しておくところは、暗くて温度が安定しているところがオススメ。
地下室とかあれば最高でしょうね!
17. 泡が止まる=一次発酵終了
温度によりますが、1週間くらいで泡が完全にでなくなります。
そうなれば、一次発酵終了です。
えっ?一次発酵って?二次もあるの?
そうです。ビールの発酵は大きく分けて2つ。
一次発酵、二次発酵があります。
一次発酵・・・ビールの中身を作るのが主な役割
二次発酵・・・ビールに炭酸を添加するのが主な役割
今回は一次発酵だから、ビールの中身を作る工程でした。
僕は二次発酵させないため、発酵が出来れば楽しむつもりです。
なんで二次発酵させないの?
用意と手間がすごくかかって、大変だからです!
ペットボトルに詰めるなら、20本用意したりとか、
瓶ビールにするなら、ガラスビンと打栓器を用意したり…とか
とにかく、大変なんです。
ということで、一次発酵終了後、
炭酸を無理矢理添加して、頂く所存でございます。
ええ、サボってますw
ビールキットを使って、一次発酵までさせたまとめ
- ビールキット使ったら、初心者でも簡単に作れる
- 違法行為にご注意
- 台所にあるものでほとんど作成できる
- 発酵栓が付いた容器と、キット缶が別途用意いるかな
- 僕みたいな面倒な人は、一次発酵で止めるのもできます
販売ページなどを見ると、
今回のようにキット缶を作る方法は一番初心者向けなのです。
それでも、クラフトビール作ったと言えば「おおー」と言われますね。
ということで、いかがでしょうか。
ビールを飲むのがさらに楽しく
料理をする人が、ご飯食べに行けばより楽しめるのと一緒で、
作る側になれば、ビールを飲む行為自体がより楽しくなりますよ!
素晴らしいサイトですね。
お疲れ様でした!
私もビール作りやってまして、この様なサイトの構築を検討中です。
平たく言うとアフィリエイト目的の集客サイトです。
質問ですが、この様なハウツーサイトって、どれくらいの人が訪れるものなのでしょうか?
また、アフィリエイト的観点ですと月にいくらくらいの収入になりますか?
今までのビール作りの際に撮った写真もたくさんある為、あとはやるだけ状態なんですが、今一歩踏み出せない状態です。
その他にも何かアドバイスありましたら宜しくお願いします( ^ω^ )
ビール タロウさん、こんにちは。
アフィリエイトのことはあまり詳しくなく、偉そうなことが全然言えません(笑)
ということで、そちらは詳しい先輩方にお任せして、
僕が分かることだけ、お伝えしたいと思います。
数か月に1回、近況報告としてPV数を運営報告しています。
2018年9月現在で、過去30日PV数は約8万でした。
https://nadegata.info/halfagri-halfx-201808/
また、お金の話を正直に言うと、
僕のブログレベルでは収入を目的にした場合、全然成り立ちません。
自給換算すると、嗚咽が漏れるかもです(笑)
僕の場合、お金を別にしてブログが好きだから、今後も続けたいと思っています。
・価値観が近い人と出会いたい
・自己紹介のツールとしてブログを使いたい
・単純に書くのが楽しい
そして、心を折ることになってしまいそうなのですが、
あえて言うと、ブログを始めた周囲の友人のほとんどは、挫折してしまっています…。
ブログ、サイト構築は時間をかなり使ってしまう仕組み作りだから…でしょうか。
驚かせてしまったと思います。
でも、それでもサイト構築を始められるとのことでしたら、僕も応援します。
そして、お互いにいい影響を与えられるとしたら、すごくうれしいです。
(ビール作りも教えてもらいたいです!笑)
以上、上から目線でごめんなさい。
ビール タロウさんの価値感に合った、良い選択ができることを願っております。
また、僕に答えられることがあれば、聞いてください!
はじめまして、初めてビールキットを利用して、只今ビールを作っている最中の者です。
現在二次発酵中で、5日たったところです。味見をしましたが、かなり薄いく、水で薄めたような味です。
このまま、熟成すると一般のビールのような味になっていくのでしょうか。
それとも、失敗したのでしょうか。
材料は、ビールキットの缶を半分利用し、12リットルに薄めました。基準の半分量を作っていると想定います。
一次発酵に砂糖は200g入れました。二次発酵時は、500のPETに3gの砂糖です。
ご意見お伺いいたします。
イエールさん、こんにちは。
まずは質問からお答えします。
熟成すると一般のビールのような味になっていくのかどうか。
おそらく期待する味にならない…と思います。
しかし、失敗ではないとも思います。
一般的に失敗する…時には、他の雑菌が混入してしまい、「酸っぱいような味」になります。
では、どうすればいいかとのことですが、 内容量にヒントがある かと思います。
ビールキット缶などに、内容量や材料の記載はありましたか?
おそらく、キット缶によっても投入する量が変わります。
そのキット缶に合わせて作成することにより、希望の味に近づけるんじゃないか…と思います。
ざっくりした解答でごめんなさい。
まずは、キット缶を確認頂ければ幸いです。