土で育ったトマトを、水耕栽培に移行できるか実験する記事。
2018年12月、庭で頑張って生き延びているトマトを救おうと試みました。
- 庭の土で育っているプチトマト
- 室内で水耕栽培したい
- 数か月、土で育っている植物は水耕栽培に適応するのか?
- 実験してみました
ということで、トマトを掘り起こし、水耕栽培化させました。
現時点では結論が出てません。
水耕栽培化の方法、経過報告を伝えます。
目次
実験体:冬のプチトマト
庭のど真ん中?に植わっているプチトマト。
そもそも植えたのではなく、どこからか生えてきたもの。
まさに、ド根性トマト。
そして、12月の中旬。
夜間の気温は0℃くらいまで下がるのに、花が咲き、トマトまで実っているド根性っぷり。
ここまで、頑張っていることだし、水耕栽培化して、延命してあげようと思い立ちました。
経緯終わり。
これで成功すれば、春~秋だともっと成功しやすいかもしれません!
掘った
まずは、土から決別します。
ということで、根っこを掘り出しましょう。
野菜苗から水耕栽培化したいって方は必要ないかも!洗うまで進んでください!
シャベルが欲しかったんですが、こんなものしかありませんでした。
与えられたもので戦います。
▼小学校の時、移植ゴテではなく、スコップって答えたら誤りです。って言われた思い出。なんやったんや。
▼深く差し込む を意識して、掘りました。
▼根っこが出てきました。
▼掘り起こし完了しました。
根を洗う
水耕栽培するにあたり、土は不要。
ということで、根っこを水洗いして土を落とします。
手で直接根っこを触ってしまうと、ブチっとちぎれやすいから注意。
僕的なコツは以下の通り。
- 根を水に浸ける
- 茎の部分を持つ
- 上げたり、下げたりする
- 繰り返す
また、10分ほど水に浸けていると、土が水を吸ってほぐれやすくなります。
それから洗うと、いい感じです。
▼洗い終わりました。
▼周りに草が生えていたからか、洗っても洗っても取れませんでした。強引に取ると、根を傷つけそうだったため、今回はこれでいきます。
発泡スチロールに入れる
根っこが乾かないうちに、水耕栽培用の容器に入れましょう。
今回使うのは、発泡スチロール。
スーパーマーケットで余っている発泡スチロールをいただきました。
▼底にへこみがあったり、薄くなっているものは水が漏れるものも。チェックしておきましょう。
▼室内に入れて、避難完了。
水を循環
水耕栽培なので、水を入れます。
▼水道水を少しいれました。
根への攻撃性を考えると、カルキ抜きをした方がいいかもしれません。
ただし、カルキ抜きをすると、より健康な根ができますが、水が腐りやすくなります。
ということで、今回は、そのまま水道水を選択。
また、一番大切だと思うことは、水を動かすこと。
エアレーションやエアポンプを入れて、水流を生み、酸素を溶かしてあげることが重要です。
冬対策にはヒーター
エアポンプのほかにヒーターも入れました。
ヒーターを使うときには、温度調整する機能付きを選べば便利。
今回は26℃に自動調節してくれるヒーターを選びました。
また、上の写真にある白い板は、100均のまな板を切ったもの。
ヒーターの熱で発泡スチロールの底が溶けると怖いな…と思い、ヒーターの下に敷きました。
▼ヒーターで温めた水をエアポンプで作る水で周囲に運びたいと思い、近づけて設置しました。
▼電源ON。
植物体を支える
ここまでの効果でトマトはなんとか育ちそう。
ただ、倒れていますね。
支柱などを作って、誘引してあげると、元気になる気がします。
ということで、支えることにしました。
株への負担を減らす、実の重さや風で苗が倒れないようにするといった効果があり、花や実がつきやすくなります。
▼こちらが誘引に使った材料。
▼カーテンレールの部分に…
▼設置しました。
▼そこにヒモをひっかけ
▼誘引用のクリップも用意して…
▼誘引完了しました。
完成&経過観察
今後、紹介したいと思います。
5日後(予定)
10日後(予定)
20日後(予定)
30日後(予定)
40日後(予定)
50日後(予定)
まとめ
以上、土に生えていたトマトを水耕栽培に移行し、成功するか見守る記事でした。
- 土に生えていたトマトを掘り起こした
- 水耕栽培で育てたい
- 根を洗浄
- 発泡スチロールに入れ、水道水に浸けた
- エアポンプで水を循環
- どうなるか実験中
2018年12月現在、実験中。
また、経過観察&報告します!
現場からは以上です!
冬の室内トマト、美味しそうで、いつでも食べれそうで、トマトにも、人間にも優しい!! 続報、待ってます!
Keiichiさん、こんにちは!
現在も、南向きの窓辺で育てております。
過酷環境からのスタートなので、今回で成功できれば、もっとゆるい環境からだと、成功しやすいかと思います!
トマト、頑張ってくれー!!